CV:家弓家正
概要
正式名称は妖霊大帝オドローム。
妖魔の親玉で、大きな耳と2本の触角が生えたプテラノドンのような顔をした本作の黒幕であり、ラスボス。どういうわけか自分がゲームの一キャラクターであることを自覚しており勇者に倒されるストーリーであることもわかっているなど、かなり特殊なキャラ。自身が倒されるラストを覆して現実世界へ干渉、『気ままに夢見る機』ユーザーの全夢世界(夢宇宙)を支配しようと目論んでいた。それ故に自身を倒す白銀の騎士については終始気にしていた。
基本的に部下に対しての思いやりはなく、敗北したスパイドル将軍をその場で容赦なく処刑する冷酷非情な性格をしている。
他にも木に幻影を纏わせて自身と錯覚させたり、分身して惑わす、髑髏を外した杖を伸ばして拘束する、星を降らせて行動を阻害するといった魔法を使う。
ドラえもんの悪役の中でもかなり残忍で、のび太としずかを一度は殺した悪役である。
最終決戦ではノビタリアンを追い詰めるが、駆けつけたシズカールによって大型化された白銀の剣に突かれて絶命した。
余談
EDではのび太達と一緒に記念撮影しているカットがある。
CVを担当した家弓氏は、本作以外でも国民的アニメ作品の映画版で悪のボスを演じている。