「素晴らしい…。いい空気だ…。」
CV:森功至
概要
今作における敵キャラクター「ニムゲ」の一団、「コックローチ団」の指導者。
本名は不明。各組長を配下に置く。
冷酷非道な性格で、アニマル惑星の市街地を破壊することも厭わないが、配下たちのことは「同志」として大切に扱っており、森林攻撃の際には「同志諸君を蒸し焼きにするわけにはいかない」と退避させている。
原作ではマスクを被ったまま退場するので容姿は不明のままだが、映画版では連邦警察に連行される際にマスクを外すよう頼むシーンが追加されており、マスクの下の素顔は赤髪の若い美青年であることが判明する。
数秒の短いシーンではあるが、それまで被っていたマスク姿とのギャップがすさまじい美形っぷりや、「悪魔」と呼ばれていたニムゲの大ボスとは思えない爽やかな言動(同時にこのような好青年が極悪非道な侵略者だった事実)。そして去り際の名台詞も伴い、映画版屈指の名シーンとして知られている。
本作公開後に発売されたGBソフト「アニマル惑星伝説」では、ストーリーが大きく異なっており、連邦警察は登場することなくドラえもん達によって敗北。動物たちと和解し、地獄星を綺麗な星にする事を誓うという結末となっている。
2008年と2017年に上演された舞台版では、映画ではなく原作が基になっているため、マスクを外すくだりはカットされている。
このように強烈なキャラクターなので女性をはじめコアなファンも多い。(中の人ネタだと言うのなら、森功至はガルマ・ザビやネフライト、ウォルフガング・ミッターマイヤーといった独特な美形役が確かに多い)
それを裏付けるかのようにネット上には「ニムゲの総長同盟」というファンサイトも存在する。※外部リンク参照