概要
サベール隊長とは、『ドラえもん のび太の大魔境』のキャラクター。
媒体によって外見が異なり
原作ではドーベルマン 旧作では土佐犬のような外見だが、リメイク版ではドーベルマンとオオカミを合わせたような外見となっている。
性格は冷静かつ好戦的で強い敵と戦う事を生き甲斐とする。ひみつ道具「秘剣電光丸」を持ったのび太に対しても粘り強く戦い続けるほどの剣の腕前。
また、リメイク版ではドラえもんの「変身ドリンク」によって誤魔化されてしまうが、馬車に隠れていたペコ(クンタック王子)やドラえもんたちに感づくなど、高い嗅覚と直感を持ち、また、ペコやのび太のように互角以上の力を有する敵に対して敬意を払うなど、騎士道精神の持ち主でもある事が追加された。一方でペコを崖から突き落として外界へ追放した張本人という描写も追加され、よりライバルキャラとしての存在感を増している。
ペコとドラえもん一行を追っていたが、前述ののび太と戦った末に僅かな隙を受けて倒され、階段から転落した。その後の安否は不明。
映画版ではのび太ではなくペコと巨神像の歯車の上で戦い(のび太はサベールの部下と戦っていた)、剣の対決には勝利するも歯車が動き始めたことにより歯車から転落していった(演出的に転落死した可能性が高い)。
リメイク版では原作同様、原作と同様に電光丸を持ったのび太に勝負を挑み、電光丸の電池切れの為、有利になるも、最後の一騎打ちの際、巨神像発動の振動でタイミングがズレてしまい、のび太の一撃で兜を叩き割られて気絶した。
尚、気絶する直前に自身を倒したのび太に対し、「見事だ」と褒める言葉を発していた。
直後に付近の柱や足場が崩落した為、その消息は不明。(リメイク版では原作と同様、空飛ぶ船を撃墜されたコス博士やダブランダー側の兵士が死亡しない展開に置き換えられているが、サベールのみ死亡した可能性が高い。一方リメイク版でイケメン化したサベール少なくとも旧作や原作よりファン多い様子で、現在も時々SNSではファン達によるリメイク版サベールの生存説を希望される声が見受けられる事も少なくない様子。)
余談
旧版でサベールを演じた柴田氏は前作『のび太の宇宙開拓史』でもヴィランであるギラーミンを演じていた。こちらもサベール同様、明確な最期が描かれない退場となっている。