2022年7月28日付けでプライバシーポリシーを改定しました

詳細

ピクシブ百科事典

目次[非表示]

概要

映画ドラえもん劇場版第3作目の作品。1982年公開。

前作及び今作の監督は西牧秀夫が務めたが、藤子・F・不二雄は今作について、「作品の出来はいい」としたものの、「私の世界を理解していない。監督を変えてほしい」とシンエイ動画の楠部三吉郎に指示し、次作より監督が芝山努に変更された。

2014年3月には、リメイク版の『新・のび太の大魔境 ~ペコと5人の探検隊~』が公開された。

あらすじ

のび太の町に現れたペコと名付けられた白い、そしてジャイアンの発案でアフリカの秘境「ヘビースモーカーズフォレスト」に冒険に行くことになったドラえもん一行は、猛獣に襲われたりしつつ辿り着いた犬の王国「バウワンコ王国」の王子クンタックと、王位の強奪をもくろむ悪大臣ダブランダーとの戦いに巻き込まれる。

登場人物

ゲストキャラクター

大魔境


ある日ののび太と出会い彼にくっ付いて追い回したが玉子が無くしていたバッグを見つけたことにより動物嫌いの彼女に野比家に飼うのを認められ堂々と飼われるようになる。出会った時腹ペコだったことからのび太に「ペコ」と名付けられる。
その正体はバウワンコ王国の王族バウワンコ108世の息子。謀反を企てた国の大臣ダブランダーに父を暗殺され自身も捕まり親子揃って病死と偽装され生きたまま棺桶に入れられ埋められそうになった。しかし途中で国の外へと通じる地下水路に繋がる湖に落下し(リメイク版では暗殺は彼の贈り物の杯に塗られた毒によるもので濡れ衣を着せられ追われた末にサベールの戦いにより湖に転落した)人間の世界の街に漂着、日本行きの船へ流れ着き帰国の術を求めていたところをのび太に拾われ一行のヘビースモーカーズフォレストへ向かう探検に同行し帰国。国を取り戻す戦いに挑む。

  • ブルスス
バウワンコ王国の守備隊長。ダブランダーの謀反により捕らえられていたが国奪還の協力者として救出され一行に同行する。クンタックに国で一番頼れる男と評されており木を引き抜いて振り回し十数人の兵士を食い止め取り押さえられるのを免れたほどの実力者。
  • スピアナ姫
クンタックの婚約者。ダブランダーに実質の軟禁状態にされ妻になるのを迫られていたが彼の独裁者としての振る舞いとクンタックの生存を信じていたため決して屈しようとしなかった。
  • チッポ
両親を強制的に兵器製造の労働者として駆り出されたため路頭に迷い空腹で兵士の弁当を無断で食べてしまったため追い回されていたがクンタックに助けだされる。一行の協力者となりバウワンコ神像の麓ギリギリまで連れていった。リメイク版では更に両親達を解放しクンタックの生存を伝え民衆を立ち上がらせるのを促した。
  • ダブランダー
バウワンコ王国の大臣。古代兵器を再現し外界を侵略しようという野心を抱きバウワンコ108世を暗殺、新たな王として就く。古代兵器の製造で民衆を強制的に駆り出すなど横暴なため民衆からの人望はなく兵士からもはっきり口に出されてしまう程。
  • コス博士
ダブランダーの参謀である科学者。古代兵器の資料を分析・再現までの研究を行った。兵器部隊の指揮官も兼ねている。
ダブランダーに仕える現在の軍隊長。クンタックと互角以上の剣の腕を持つとされる。

舞台

バウワンコ王国

から進化した獣人が治める王国。
アフリカの奥地、コンゴボンゴの秘境の奥深く、数百万年前の火山活動が伴った地殻変動により絶壁の地帯と化して外界と切り離された盆地に存在する。それに加え遙か昔から「ヘビースモーカーズフォレスト」と外界から呼ばれる雲に常に覆われた土地であるため長らく人間界から隔絶されつつひっそりと繁栄を果たしてきた。ドラえもんの雲に遮られない衛星カメラで「バウワンコ神像」を撮影されたことにより一方はその正体を探りに探検に出発した。近辺の原住民に神の地という伝承で伝わっているが前述の環境に加えライオンが多くいるサバンナが立ち塞がっており原住民には王国までの道のりで一つずつ命を落とすため三つの命が失われなければ辿り着けず生きては帰れぬ場所として語り継がれている。バウワンコの住民もほぼ外界の事を知らず(後述も参照)クンタックも迷い込むまで人間が暮らす世界を本当の話と思っていなかった。
王国の風俗文化ギリシャ文明圏の文化によく似ていてツチブタを外界の馬と同じ様に利用している。

本来はクンタック王子が王位継承するはずだったが、大臣のダブランダーがクーデターを起こして父王バウワンコ108世を殺害、王位を乗っ取って独裁体勢を誇示している。
驚くべきことに、現代から5千年も前に戦車「火を吐く車」やヘリコプターの様な「空飛ぶ船」、そして巨大建造物「バウワンコ神像」を開発するほどの科学力を有し、人間界の支配を企んでいる(何気にドラえもんシリーズで初めて世界征服を目論んだ敵である)。
しかし当時の王バウワンコ1世の兵器を発達させ続ければ世界を破滅させるという考えにより兵器の研究や開発が禁止されたためにそれ以降一切の発展をしていない。

ドラえもんギガゾンビの逆襲・魔境編



余談

作中では強大な兵器として描かれている火を吐く車・空飛ぶ船だが、現代の人類の兵器である戦車やヘリコプターと比べると贔屓目に見ても非力であり、世界征服なんて不可能だったのではと語られることがある。
だが王国が真に優れているところはこれら兵器を5千年前に完成させていた点と、さらにそこから兵器を封印して先日まで平和を維持してきた精神性や、人間社会に紛れて言語をすぐに習得した王子のような知能の高さにある。
また、バウワンコ神像や王子の持つペンダントに「十人の外国人」の予言等、現代の人類にも無い優れた技術・文明が垣間見える。
なので実際に世界征服に乗り出していたら、成功するかはともかくとして決して馬鹿にできない被害を双方にもたらしていたことは想像に難くない。

ちなみに物語の構成を読み解いていくと、前半でのび太が「ロボットが案内するアフリカランド」の夢を見てこれから行く場所がこんなのだったらどうしようと悩むシーンがあるが、これは逆に言えば実際の大魔境は既存の技術の延長で語れるような場所ではないという暗示ともとれる。
ペンダントの仕掛けも「ホログラムみたいなものですがちょっと違います」と王子がわざわざ注釈しており、神像が動き出すシーンに至っては未来世界の住人であるドラえもんすら驚いている等、王国の真の技術レベルは高い低いではなく不明・異質であると読み取れる。
つまり、地球にはまだまだ未知の世界・未知の文明があるというロマンを描いているからこその『大魔境』であり、その象徴が犬の王国なのである。

ただしこれは原作の描写であり、旧映画版では神像の中に歯車等の「既存の機械」が描かれてしまっている(にもかかわらずアフリカランドの夢のシーンはそのまま)。
それが神像の設定を掘り下げるものなら良いのだが特に語られるわけでもなく、「建造物の中で動く機械の中でのアクション」というのもカリオストロの城の二番煎じでしかない。
西牧秀夫が監督した前作の映画版と併せて考えると、藤子・F・不二雄の原作が未知の世界の冒険と戦いといったロマンを描いているのに対し、映画は良く言えば子供向けにわかりやすく、悪く言えば単純化している傾向にあり、苦言を呈したのもこのあたりが原因と推測される。

関連タグ

ドラえもん 大長編ドラえもん 映画ドラえもん

獣人 ケモナー

映画ドラえもん(大山ドラ)のび太の宇宙開拓史 のび太の大魔境 のび太の海底鬼岩城 のび太の魔界大冒険 のび太の宇宙小戦争 のび太と鉄人兵団 のび太と竜の騎士 のび太のパラレル西遊記 のび太の日本誕生 のび太とアニマル惑星 のび太のドラビアンナイト のび太と雲の王国 のび太とブリキの迷宮 のび太と夢幻三剣士 のび太の創世日記 のび太と銀河超特急 のび太のねじ巻き都市冒険記 のび太の南海大冒険 のび太の宇宙漂流記 のび太の太陽王伝説 のび太と翼の勇者たち のび太とロボット王国 のび太とふしぎ風使い のび太のワンニャン時空伝

関連記事

親記事

映画ドラえもん えいがどらえもん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivで「のび太の大魔境」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 314377

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました