ビッグベンの鐘の音に耳を傾けな!
概要
伝説超人の一人・ロビンマスクの息子であるケビンマスクが使用するオリジナル必殺技(フェイバリット)。
相手の両腕・片脚を固めた状態で落下し脳天をキャンバスに叩きつける、所謂パイルドライバー式の技。技名の由来は、技の体勢や地面に直撃した際の轟音を、彼の祖国であるイギリスの首都ロンドンの大時計台「エリザベス・タワー(通称:ビッグベン)」に見立てている。
プレイボーイ版では、ケビンマスクの登場当時からの最強必殺技として扱われ、数々の超人たちをこの技でマットに沈めてきた。主人公・キン肉万太郎と対戦した超人オリンピック決勝戦においても、彼への最後の一撃としてこの技を使用している。
アニメでは、肩・腕の関節を外すと隙間ができて脱出される弱点がある。
ちなみに、父・ロビンマスクも同じくイギリスの著名な建造物である跳開橋に肖った必殺技「タワーブリッジ(アルゼンチンバックブリーカー)」を使用する。
余談
現在連載中の『キン肉マン』の新シリーズでは、ロビンマスクがネメシスとの闘いで未完成の必殺技「ブリティッシュ・スティール・エッジ」を使用している。そのムーブは本項のビッグベン・エッジに非常に近いものになっており、ケビンの必殺技のプロトタイプとなった技であると推測される(当然ながら本編に登場したのはビッグベン・エッジの方が先である)。
なお、この技はビッグベン・エッジとは異なり相手の下半身をロックしていないため固めが不十分であり、ネメシスにより即座に解除されてしまったため不発に終わっている。
2002年10月31日に行われたプロレスリング・ノアのハロウィン興行で、ケビンマスクに扮した鈴木鼓太郎が実際に使用した。危険技なので以降は封印していたが、2020年10月11日に行われたGHCジュニアヘビー級選手権の覇王戦で解禁した。
Pixivでは
ケビン本人のイラストよりも、オリジナルもしくは版権キャラクターがこの技を使用するイラストが大半を占めている。(中でも女性キャラクターが多いのも、プロレス技たる所以か…)