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両利き

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りょうきき

利き手が両手だったり、右手でも左手でも器用にこなせること。また、その人。

概要

左右一対の両方の器官、特に手が先天的に両方利き手だったり(利き手がないとも言える)、利き手が分散していることやその人を指す。

また、左利きの人が矯正したり、右利きの人がわざと左手に持ってみたりすることで生まれる事も。

左右の差が全く存在しない両利きと言ってもカニの鋏の様にを左右同時に扱える人も、どっちの手でも同じように箸を扱えるが両手で同時に扱うのは無理という人もいる。

また、ボール投げは左手だけれど、筆記は右手といったこともある。先天的にこういう利き手で産まれる人もいるが、大半は左利きの方が中途半端に矯正された事によって生じたり、利き手を怪我してしまった期間に弱手(非利き手)で代用していた作業・運動などが治癒後も定着したものである。これらは厳密には分け利き交差利きクロスドミナンスなどと呼ばれる。

そういった人の場合、「力が強い腕細かく精密に動かせる腕」や「持久力の要る行動に長けた腕と瞬発力の要る行動に長けた腕」などの用途に長じた利きに分かれており、性質がそれぞれ異なる場合もある。

野球選手などでは、投打が異なる選手も多い(最もバッティングは手だけではなく全身を使って行うものであり割と簡単に転向できる他、押し手と引き手の役割も大きく違うのでここまで利き手の範疇に含まれるかは微妙な所)。

創作においては、利き手を全然考えずそのまま描いてしまった場合や、(特撮などで)複数の演者(利き手が異なる演者)が演じるキャラがこう設定されることもある。

なお原則利きは手や腕の事のみを指す場合が多く、脚や目、耳などの利きは作品のテーマ(例.サッカーや陸上競技では脚、アーチェリーやビームライフルなど的スポーツでは目、など)として重要な物でない限り触れられない事が多い事も有って、手、腕以外の器官の利きへの言及や「体の利きの有る部分の全てが両利き」という設定のキャラ及びそれを扱う創作作品は非常に少ない。

また交差利き、クロスドミナンス等の後天的な類と天然先天性由来の「両利き」を区別しているケースも非常に少ない点に注意する必要が有り、大半の作品では作中内のキャラの描写等で推測するしかない。

両利きのキャラクター

先述の通り交差利き、クロスドミナンスの類も入っている。

アニメ・漫画

関連タグ

右利き 左利き

利き手 利き足 利き目 利き耳

クロスドミナンス

作画ミス:前述の通り制作サイドが確認などを怠ったために起こる場合があり、作中で『両利き』という設定や説明描写がされていないのに、食事の時は右手でフォークを持ち、料理の時は左手で調理用ナイフを持つ同じ回(エピソード)で怪我等の理由も一切なく場面を分けて左手と右手でそれぞれ一刀流を行っているというパターンもある(いずれもコミカライズ版)。

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