「"黄昏の刻"ペシミマン…」
概要
ニックネームは『黄昏の刻』。笑い声は「ニキニキ」。
西部劇のガンマン風のデザインをしている。顔は目らしき模様がついた仮面のようになっており、表情を読み取ることができない。
ペシミマンの名前の由来はペシミズムからとり、その意味は悲観論とのことである。そのためなのか寡黙的な性格だが、心外的な発言に対して怒りを見せる時がある。
また、アンドロイド・サルダート達を蹴散らしていった際は「もっと強いやつはいないのか」と好戦的で凶暴な面を見せているが、一方で認めた相手に対してはある程度の敬意を持ち、話の通じる物分かりの良い一面も見せている。
その為か、読者からは割かし人気があり五大刻の中でも好感が持てるといった声がある。
ただし試合中は、クロエを小ばかにしたような不遜な言動が多く見られる等、基本的には他の五大刻と同じく挑発的な性格なようである。
劇中の動向
レバノンにてエル・ドミノスが敗れると他の五大刻とともにその正体を現す。
レバノンの管理をパピヨンマンに任せたのちに、マグネットパワーの産出地の1つであるシベリアのパトムスキー・クレーターに降り立つ。
そしてその傍らにある"狼の部屋"(ロビンと出逢う前のウォーズマンが超人としての訓練を受けた場所)の占拠を開始。
圧倒的実力差でアンドロイド・サルダート達を蹴散らすが、サルダートの衣装を奪い着替えたウォーズマンの実力を見て彼に興味を持ち、そのまま彼と臨戦態勢になる。
試合ではクロエを名乗るウォーズマンに「女みたいな名前だな」と言ったことで怒りを買い(この名前はウォーズマンの母親が、ウォーズマンことニコライが女の子として生まれたら付けるつもりの名前だったのでペシミマンの指摘は間違いではないのだが…)、関節技の嵐を受ける。当初は苦しみながらもウォーズマンに停滞しっぺ返しを喰らうと警告するが、無視されたことで1億パワーの本領を発揮。力尽くで関節技から脱出して首相撲に捕らえ、連続膝蹴りを叩き込む。ウォーズマンが自力で振りほどけないほどの腕力であると白絞め、文字通り力の差を見せつけた。
使用技
- カンザスシティシュート
倒立状態になり、そこから相手の頭部に変則キックを叩き込む技。劇中では関節技から回転して抜け出した際、追撃して来たクロエに使用している。
- ファイヤーバードガンスリンガー
ワイヤーロープ付きの腕を飛ばし、相手を捕らえる技。まさかのロケットパンチである。
- ファイヤーバードゴーバック
ファイヤーバードガンスリンガーを戻し、捕らえた相手を引き寄せる技。
- ワイルドバンチスープレックス
ファイヤーバードゴーバックで捕らえた相手に背中からジャンプして叩き込むスープレックス。相手の両腕をクロスさせて押さえることで受け身を取れなくしているのが特徴。