ミキサー大帝
みきさーたいてい
ミキサー大帝はキン肉マンに登場する超人。
キン肉星王位争奪編でキン肉マンマリポーサチームの一員。笑い声は「ハーハーハー」。
ミキサーそのものの身体はパワー分離器となっている。
パワーだけでなく、生き物の身体を傷つけることなく、骨だけを抜き取ることも可能であり、犬を実験台にしてみせた。
アニメでは犬ではなく、コンクリートの柱をセメント(何故か袋入り)と鉄の棒に分離するに変更。本人曰く「鉄の棒は抜き取ったパワー」で「セメントは抜け殻となった身体」とのこと。
中堅として、キン肉マンと戦い、彼の火事場のクソ力を分離して一時的に超人墓場に追いやった。
その後、超人墓場から生還したキン肉マンにエルボードロップを食らわせ勝利した。
しかし、あろうことか自分の体のネジが一本キン肉マンに抜かれていたのに気付かず、調子に乗った結果次の対戦にて本作のマスコットキャラ同然のアレキサンドリア・ミートにバックドロップで敗れた。
体はバラバラになって再起不能なのは明らかだが、もともと特殊な体形と機能を持った機械超人なので、完全に死亡したかについては不明。
彼以外に公式戦でキン肉マンを破った超人は、キン肉マンの師、プリンス・カメハメ位しかいない(一応それ以前にもキング・トーン、シシカバ・ブーなどがいるが、どちらも本作がギャグ漫画だった時代のことである)。
ただし本人はミキサーの技を過信している節もあり、ミートとの対戦時も技術面で苦戦している。
キン肉マンを倒した時も
・邪悪五神の助けがなければ火事場のクソ力を分離できなかった。
・キン肉マンは試合前にザ・ホークマン、ミスター・VTRと二連戦しており、ボロボロの状態だった。
・その上、ミスター・VTRの横槍がなければキン肉ドライバーで負けていた。
などと、ほとんど袋叩きの反則勝ちに近い内容でもあった。
まともに戦っていたら勝てていたかどうかは怪しいところがある。
また余りにアンフェアな試合内容にテリーマンとロビンマスクも流石にキレてスグルに加勢する為に行動を開始した。
しかし、自らキン肉マンの火事場のクソ力の危険性を指摘しそれを奪う策を提示したりミスター・VTRの力を利用した上でキン肉マンを破るなど策士としては有能な面を持つ。
実際に彼との対戦で火事場のクソ力を失った事が終盤までキン肉マンが苦戦を強いられる大きな要因となっていた。
ちなみに、出身地が日本となっているのは、その出自が夢の島に捨てられたミキサーだったからである。
なお、古い設定では超人強度700万パワーとされていたが、学研の超人図鑑では大幅に上方修正され、5900万パワーとなった。
原作でマリポーサが飛翔チームのメンバーは全員超人強度5000万パワー以上だという旨の発言をしているため、それと矛盾しないように合わせたのだと思われる。
また『強力な特殊能力を待つがレスラーとしての実力には疑問視』という点は知性チームのプリズマンと似ており
『両者には何らかの関係があるのでは?』と考察しているファンもいる。
コメント
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