概要
CV:佐藤正治
アメリカ出身の28歳、身長190㎝で体重140㎏。超人強度は55万パワー。
必殺技は巨体から繰り出されるエルボー。
アメリカ超人界に君臨する三団体の一つ・超人評議会のチャンピオンで、圧倒的な強さでマジソン・スクエア・ガーデンに君臨していた。
モデルは、実在のプロレスラーダスティー・ローデス。「ダスティー」を「ダーティー」と勘違いした当時の担当者が「ダーティー」の反語「ビューティー」と名づけたと作者の一人嶋田氏が語っている。
表向きは対立していた超人同盟と裏で手を結び、両団体の共倒れを画策したシャネルマンの正体を暴こうとしたが、土壇場で裏切った超人同盟のチャンピオンスカル・ボーズに上唇から額まで顔の皮を引きはがされてしまった。以来、金属製のマスクを着用するようになる。
その後、ジャンヌ・スティムボードとジ・エンペラーズを結成し、アメリカ超人界統一を目的とする全米タッグ選手権に出場した。
当初はキン肉マンがスタンドプレーに走ったこともあり試合の主導権を奪っていたが、次第に息が合い始めた二人に反撃を受けた事で長期戦にもつれ込み、時間切れによって引き分ける。
因縁浅からぬスカル・ボーズ率いる宇宙一凶悪コンビとの対戦ではスティムボードとの息の合った連係で試合を優位に進めたが、デビルマジシャンにガソリンを頭から浴びせられて戦況は一変。
スカル・ボーズの火炎攻撃で火だるまになり、戦意喪失したところを二人がかりで袋叩きにされた。
その後、ラジオでは容体が悪くなるばかりと報道されたが、ザ・マシンガンズと宇宙一凶悪コンビの試合に駆け付け、スティムボードと共にキン骨マンからテリーマンの義足を奪還した。
キン肉マンと敵対こそしていたが、終始悪役として描かれていた宇宙一凶悪コンビとは違い、上記のキン骨マンによる妨害の阻止や、マシンガンズとの試合後は2人の力を認め称えるなど、根は正義超人である。
タイトル歴
●ニューヨーク超人スーパーヘビー級
アニメ版での差異
実在のレスラー名を使うのはまずいと判断されたのか、ビューティー・ロローデスと名前を変更され、シングルマッチでキン肉マンと対戦した。
こちらは遠征編が端折られた事もあり、悪役としての登場。
ちなみにロボ超人(DVDの超人データファイルでもわざわざアニメオリジナルと書かれている)であり、試合中にキン肉マンを窒息させようとしたキン骨マンの放ったガム弾を誤って口につけられ引きはがした際に口周りの皮膚がはがれ金属の地肌を露呈した。
キャラデザインの所為なのか、ロボ超人発覚前の外見がどう見ても太ったテリーマンにしか見えない。
キン肉マンレディー
ビューティフル・ローデス名義で登場。名前通り元々はダイナマイトバディの金髪美女だったが、ダイエットの失敗によりブクブクに太ってしまった。そのことを指摘されるとキレる。
タッグトーナメントではジャンヌと共にリングに上がった途端にテリーマンガールに二人纏めてフッ飛ばされた。
ファンは一応いるが、殆ど・・・というか多分全員が痩せていた頃からの古参のファンで、そのファン達からも「いつかは元の体型に戻ってね」と言われる始末だった