プロフィール
属性 | オメガ・ケンタウリの六鎗客 |
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出身地 | オメガ・ケンタウルス星団 |
身長 | 221cm |
体重 | 127kg |
超人強度 | 5500万パワー |
主な必殺技 | ヘイルブレス |
概要
オメガ・ケンタウリの六鎗客の一員である超人。氷の肉体を持つ。名前の「ヘイル(hail)」とは英語で雹のこと。
笑い声は「カキカキ~ッ」。かき氷……?
『完璧超人始祖編』に続く新シリーズで初登場。
特徴
両手の「ブリザードハンド」と口から細かい雹を吹雪のように吐き出す「ヘイルブレス」はどんな物体をも凍らせることが可能で、右手でリング上を氷面化させ、足下に収納されたスケートブレードで滑走しながら相手を切り裂く戦闘スタイルをとる。
劇中での活躍
ティーパックマン戦
魔王サタンの指示で、前シリーズにて登場した“完璧超人始祖”の一人サイコマンの遺産を奪取すべく、自身を含む6人の超人(オメガ・ケンタウリの六鎗客)と共に、彼の研究室があるとされるスペインのサグラダ・ファミリアに襲来。新たな危機に備えかの地を守衛していた正義超人たちと対峙し、特設Cリングでティーパックマンと対戦する。
ティーパックマンの新技「死のティータイム」をフィジカルだけで突破、武器のティーバックウィップを「ヘイルブレス」で凍らせて粉砕し、左手でティーパックマンを掴み上げて全身を凍らせ、ラリアット技「ブリザードソード」で首を切断して処刑した。
キン肉マン マリポーサ戦
サグラダ・ファミリアでの5試合が終了後、突如現れた4人の「元・キン肉星王位継承者候補」と対峙し、ルーマニアのブラン城でキン肉マンマリポーサと対決。
マリポーサの俊敏な動きを封じるためにリングを凍結させ、彼の妙技の要たる「足」を奪うが、彼の発動した「モクテスマ・ディフェンス」の炎により反撃され、窮地に陥る。
氷の超人である自身にとって天敵ともいえる炎を奪わねば勝機はないと判断し、氷結パワーを全開にして「アイスウォールプリズン」を発動、密閉空間にマリポーサを封印し鎮火に成功。さらに再び摩擦熱での発火を防ぐため、今度はリング全体を凍らせた。
その後はマリポーサを執拗に責め立て、鎌固めでロックしたまま彼を凍結させようと試みるが、マリポーサの足4の字に対しカウンターで放った鎌固めのために反ったことでヘイルマンの「(半透明の)アイスボディ」がレンズとなって太陽光をマリポーサの背に集光してしまい(連載時にはヘイルマン背中背中~!とテキストが載せられていた)、「モクテスマ・ディフェンス」を復活させてしまう。これはマリポーサがヘイルマンをレスラーとして「ズブの素人ではない」と認識した上で、彼が足4の字からカウンターに鎌固めを使ってくると先読みした策略であった。
最早再度「アイスウォールプリズン」を放つ余力もなく、またその奥の手も恐らく二度は通用しないため、「勝利までもう一歩だったのに~っ!」と勝機を逃した己のミスを悔しがることしかできず、そしてマリポーサの新技「アステカセメタリー」を食らいマットに撃沈する。
生まれ持った自らの超人強度を誇示しティーパックマンを強度の差で捩じ伏せたヘイルマンだったがその最期は
『生まれ持った氷の身体の弱点を突かれて敗北する』という皮肉な物であった。
それでも「使命のため」と起き上がろうとするが、限界に達した氷の身体が崩れ、使命を果たせぬことに悔し涙を流しながら絶命した。
チ…チキショウ オレもそっちかよルナイト…
六槍客では一番仲間への感情を表に出すタイプで、ギヤマスターが「恐怖のベンキ流し」を受けた時は思わず心配の声をあげ(無事と分かった時には成果がなかったこともあって帰還したギヤマスターを軽口でからかっていた)、ルナイトの死にも感情的な態度を露にした。
また、死後まもなくパイレートマンからは「調子に乗りやすく軽口の多さに辟易することもあったが、決して悪いヤツではなかった」、アリステラからは「生きて帰れという命令違反は犯したがよくやった」と評されていた。