関口巽
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せきぐちたつみ
関口巽とは、「百鬼夜行シリーズ」(および「京極堂シリーズ」)の登場人物である。
小説家。中禅寺・榎木津の学生時代(榎木津は一年先輩)からの友人。
但し中禅寺からは「ただの知人」であるといつも強調される
学生時代からうつ病に悩まされ、現在も完治していない(というよりも数々の事件に巻き込まれ、悪化の一途を辿っている)。臆病で気が小さく、時に場面緘黙症になるほどの対人恐怖症で常に精神不安定。コンプレックスの塊だが、やや自己愛の強い人格。
榎木津曰く猿に似ており、作中では概ねにおいて罵倒される散々な役回り。
理系学生で、本来徴兵を免れるはずが、何かの手違いで赤紙が届き、前線送りとなった。
学徒出陣であったため将校として一小隊の隊長となり、部下の1人に木場がいた。
売れない小説家であり、収入を補う為カストリ雑誌等にもペンネームを変えて執筆するほど。
しかし、『姑獲鳥の夏』事件を元にした短編小説「眩暈」は一部で評価され、
短編集が単行本化され、その文体をライバル視する小説家も出てきた模様。
既婚者で妻は雪絵。両親と弟が健在だが、縁が薄く親交はないらしい。
喫煙者だが、どうやらふかしているだけらしい。
大変な汗っかきで、文字通り滝のような汗をかく。
テレビアニメ『魍魎の匣』での声優は、木内秀信。ドラマCDでは、梶裕貴。
映画『姑獲鳥の夏』での役者は、永瀬正敏。『魍魎の匣』では、椎名桔平。
余談だが、原作は眼鏡かけて無いが映像化作品は全てかけている。コミカライズはかけてないが、初期案ではかけていた。
アニメ放送以降は眼鏡を掛けているイラストも結構ある。
21世紀現在は故人の模様。京極堂は絶対に彼を「友人」とは呼んでいなかったが、大原部長と会った際は「友人」と発言している。
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