鳥口守彦とは「百鬼夜行シリーズ」の登場人物である。
人物像
不定期発刊のカストリ雑誌「實録犯罪」の編集記者兼カメラマン。
福井県出身。元は写真家志望だった。
軽快で嫌味のない性格だがやや粗忽なところがある。
惚けているようで話の呑み込みは早く、京極堂を感心させた。
極度の方向音痴。
間違った諺や慣用句の類を多用する癖がある。
また「人間三脚」を標榜するほどの屈強な体格。
両目の間が詰まり気味だが、それなりに二枚目。
中禅寺を「師匠」、関口を「先生」、榎木津を「大将」とそれぞれ呼称。
口癖は「うへえ」という意味の良くわからない感動詞で、事あるごとに口にしている。