概要
界王神界に伝わる最強の聖剣。
湖の真ん中にそびえ立つ岩山の頂上に刀身の根本近くまで突き刺さっており、引き抜いた者に凄まじいパワーを与えると言い伝えられている。幾人の界王神たちが挑戦したが、誰も引き抜くことができなかった。見た目の割にとんでもなく重い剣で、引き抜いた孫悟飯ですら振り回すのに苦労した。
最強の聖剣と言うからには凄まじい切れ味と強度を持っているのかと思ったら全然そんな事はなく、孫悟空が投げたカッチン鋼(カチカッチン鋼が登場するまでは宇宙一硬い金属)の塊を切ろうとして真っ二つにへし折れた。
実はこの剣の中には東の界王神から数えて15代前の界王神(老界王神)が封じられており、剣が折れたことによって封印が解け、言い伝えの内容も老界王神による「潜在能力の解放」であることが同時に判明した。
ちなみに、老界王神をゼットソードに封印した人物は原作では判明しなかったが、後に正統続編の『ドラゴンボール超』にて破壊神ビルスであることが発覚する。老界王神が言うには、
「むか~~し、むか~~しよ、やたらめったら強くてよ、悪~~い奴がおってよ。まあ、今の魔人ブウほどじゃあないがな~~~」
とのこと。
この「魔人ブウほどじゃあない」というのが『強い』ではなく『悪い』を指していると解釈すれば矛盾はない。
ゲーム『超ドラゴンボールZ』では実際に武器として使用している。また『ドラゴンボールゼノバース』シリーズではアクセサリーとして背中に背負うことができる。
並行世界
漫画版『ドラゴンボール超』でも登場。
こちらでは、未来の世界で唯一の戦士となったトランクスが使うが、カッチン鋼を切る直前でダーブラと戦うことになり、そのまま剣として使用される。その過程で唾によって石化し破壊された。
その後、東の界王神が死亡したことで破壊神ビルスも死亡したため、中に入っていた老界王神も剣ごと死亡してしまった(単行本3巻のオマケページで幽霊になって愚痴っていた)。
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