曲情報
概要
1997年9月3日発売。WANDS12枚目のシングル。第3期メンバー最初のシングル曲。
フジテレビで放送されたアニメ『ドラゴンボールGT』の第4エンディングテーマ(最後)として使用された。
当時ボーカルの上杉昇と柴崎浩の脱退は伏せられており、MVもメンバーの顔を暗闇に伏せての展開というものだった。
しかし歌声に違和感を感じた者たちから「ボーカルは上杉昇から交代したのではないか?」という説が浮上、問い合わせが殺到し、後に公式から正式に上杉・柴崎両者の脱退と、ギターが杉元一生(安保一生)とボーカルが和久二郎(松元治郎)に交代したことが発表されるという顛末になった。
この極秘のメンバー交代劇を予告もなく伏せていたことに批判的だった人もいれば、一年半という決して長くはない期間に特徴的な上杉昇とそっくりな声の主を発掘してきた長戸大幸の手腕に驚いた人も少なくなかったとか。
作詞・作曲は同じビーイング系列の歌手である小松未歩(『名探偵コナン』主題歌等を歌唱)によるもので、後に小松本人のアルバムにてセルフカバーされている。
エンディング
映像内容としては如意棒を片手に持った孫悟空の後ろ姿を映しながら、無印の子供時代、青年時代、スーパーサイヤ人形態、GT終盤でのサイヤ人4の形態と悟空の姿の成長を振り返っていく。
そして振り返った悟空の目には家族と心を通わせた多くの仲間たちが笑顔で出迎えており、悟空は満面の笑みを浮かべ皆の元へ歩き出し、ラストカットでは子供から大人に戻った姿で視聴者に挨拶をするかのように締めていく。
当時はGTの放送終了を以てドラゴンボールという作品のメディア展開が一段落、一旦完全に物語が終了したこともあり、曲調と映像演出、そしてGT本編で悟空が迎えた結末が捉え様によっては切ないものであることも相俟ってこのEDを見た多くの視聴者は「悟空達とはこれで完全にお別れなのかもしれない」と言う哀愁と虚無感を抱かせたことだろう。
記録(オリコン)
初動売上 | 6.9万枚 |
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累積売上 | 21.3万枚 |
最高順位 | 4位(1997年9月15日付) |
チャートイン期間 | 9週 |