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極々、地獄

ごくごくじごく

ヒロアカ296話のサブタイトルにして、本作のコンセプトが崩壊する切っ掛けとなった一連の悲劇。単行本派と未読の人はネタバレ注意。

※ネタバレ注意

















エンデヴァー率いるプロヒーロー勢と死柄木率いる超常解放戦線の頂上決戦。
エッジショット達はリ・デストロトランペット外典ら重要メンバー達の拘束に成功し、それ以外の全国のアジトの制圧やシンパとなったプロヒーローたちの拘束にも成功したことにより、事実上はヒーロー側の勝利になったが、その時に犠牲と被害はあまりにも大きいものであり喜ばしいとは言えない結果であった…。


蛇腔病院の方では、不完全ながらも覚醒した超人・死柄木の"崩壊"にクラストらプロヒーロー数名が巻き込まれてしまい死亡。
更に超常解放戦線のアジトがある群訝山荘では、プロヒーロー達の投薬作戦も虚しくギガントマキアの圧倒的な暴力に包囲網を突破され、とある雄英高校教師らヒーロー数名も死亡してしまう。

今回の作戦のため多くのプロヒーロー達が出払ってしまったことが裏目に出て、周辺の住民の避難誘導が間に合わず、多くの街と市民がマキアの行進に巻き込まれ大量に死傷する大惨事へと発展してしまい、その行進を利用して解放戦線の132名が行方をくらましていった。


最終的にマキアは死柄木に合流してしまうが、秘密裏に復帰したベストジーニストの拘束や、投与された麻酔効果の深刻化により、満足に暴れる事もできず遂に倒れ伏した。
死柄木の方も自壊に近い敗北を喫し拘束される寸前になるが、そこで何と"個性因子"という形で彼に宿っていたオール・フォー・ワンの意識が表面に現れる。

始めから次世代に後を託す気などなく、自分も新たな肉体にするつもりだったという師の裏切りを悟った死柄木は抵抗するが、AFOは哄笑しながら近くの荼毘スピナースケプティックニア・ハイエンドらを連れ、戦闘不能となったメンバーを置いて去っていった。




同時期、お茶子蛙吹や他のプロヒーロー達と被害にあった市民を救助していたが、その時あるプロヒーローの呟きを聞いてしまう。

「やめよ...」

「これはもう ダメでしょ」

そのプロヒーローの目に移っていたのは、マキアの行進で破壊された街とどれだけ救助しても終わることのない助けを求め続ける市民の叫び声が広がっているという地獄絵図ともいえる惨状だった。
あまりにも目を覆いたくなるくらいの惨状を見たお茶子も人々を救いたい気持ちがあってとしても届かないと感じたのか、動きを止めてしまった。

そしてあるプロヒーローは自らの無力さを痛感したのか

「転職先 探さなきゃ」

と諦めの言葉を口にしてしまうのだった。

上記のとおりに、今回の戦いでは名のあるプロヒーローが数多く殉職及び重傷となり、夥しい数の市民が犠牲に、更に荼毘によるエンデヴァーの過去に関する内容の告発によって大きな波紋が広がるという散々な結果が残ってしまった。

それから二日後、トップ10の一人だったヨロイムシャの引退会見をきっかけに、風向きの悪さを察した多くの者たちが次々とプロヒーローを辞めていくという事態が発生。
また、全面戦争後でもプロヒ-ローを続けていた者達も一部いたが、市民達から容赦のない罵声に耐えきれず、プロヒーローを辞める者達もいた(あるプロヒーロー曰く「1の罵声が10の声援に勝る」)。「ヒーロー」という存在は市民達からの信用を完全に失い、憧れの的から非難の的になるという事態に陥ってしまう。

牢獄を滅ぼして本体も復活したオール・フォー・ワン率いる敵勢の台頭によって、警察や政府機構もあっけなく壊滅。市民達は行き場のない絶望に振り回され、荒んだ生き方に歯止めがかからない状態に。
雄英高校を含む各地の「ヒーローアカデミア」も実質的な運営停止に陥り、ひとり姿を消したデクを尻目に、避難所として転用される事になる。


正義は敗北し、悪も誇りを失い、全てが成す術もないままグズグズ腐っていく。
それでも生き残ったヒーロー達は、そんな混沌の時代が始まり出した中で、"ヒーローの本当の意味"を問われながら、どう取り戻すかも解らぬ平和を求めて立ち向かっていく。

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