『やや!? 君は雄英のヤバイ子だね!?』
『解放軍指導者と話したければ 私について来たまえ!!』
ゴー!・スライディン・ゴー!
プロフィール
概要
表向きは市街地を中心に活動するプロヒーローだが、裏では『異能解放軍』に協力者として所属している解放軍潜伏解放戦士。
通常のヒーロー活動を行いつつ、リ・デストロが経営するデトネラット社が闇市に流通したアイテムが、世間に当社製であることが発覚しないよう事後処理という名目で隠蔽を行うなど、異能解放軍の為に暗躍している。
人物
非常に明朗快活な言動で、ハキハキと話し動作もキビキビしている。
ギョロ目に長大かつ角ばったアゴと大きな体格、鍛え上げられた筋骨隆々な肉体が特徴。ポーカーフェイスであり感情が顔に現れることは少ない。単行本23巻にてプロフィールが判明し、髪型は丸刈りで、私服はスポーツウェアを好む。
コスチューム
ヒーローコスチュームは黒のフェイスマスク、紫色をベースに黒の矢印マークがデザインされたスーツ、緑色のマントとグローブ、黒のベルトとブーツを装着している。
個性
個性は不明だが、地面を滑走して移動ができる個性。
発動時は両手を腰に当て仁王立ちで両足を閉じた状態で滑走する。小走り程度の速度描写が多く最高速度は不明だが、戦闘よりもパトロール等の移動に特化した個性であると思われる。
動向
ひったくり事件現場の応援に駆け付けた際に、敵グループの制圧と盗品の奪還から避難誘導の依頼まで学生ながら完璧に対処した爆豪、轟に対し、君たちは未来のトップヒーローだ!等と絶賛、2人まとめてガッチリ抱擁し彼らの行動を称えた。
約1ヶ月半後、敵連合を泥花市の解放区まで誘導する案内役として現れ、異能解放軍に協力するプロヒーローの1人であり、解放軍潜伏解放戦士あることが判明した。
再臨祭において、自身は敵連合との戦闘に参加せず、他の異能解放軍所属のプロヒーロー達と共に市内への通行止めを実行し、外部からの進入を防ぐ為の警備に徹していた。
その後、敵連合による吸収合併によって『超常解放戦線』となり、開闢行動情報連隊『CARMINE』に配され、スケプティックを補佐するNo.2の地位になる。
ホークスが(公安側のスパイとして)所属した際には、戦線での立場は自身の方が上であると彼に対してやや上からな態度を示したが、直後「チャート上位のホークスの方が入手できる情報が多い」とスケプティックから否定された。
そして、とある市街地をパトロール中、他のヒーローが誰一人見当たらない状況(公安による超常解放戦線の一斉掃討の任務により極秘に招集されていたため)に困惑する中、デステゴロに身柄を確保された。戦線側の情報が公安側に筒抜けだった事を理解した際には、流石に動揺を隠せなかったようで、普段のポーカーフェイスが嘘のようにとある神様みたいな顔で驚愕している。
余談
- 堀越先生のコメントにて『こういう人描いてる時の幸福度がやばい!楽しい』とのこと。初登場のサブタイトルで名前が載るほど、以降の脇役としては出番に恵まれており、単行本23巻の裏表紙のそでに彼のカラーイラストが描かれている。
- 特徴的な輪郭、ポージング、紫と緑のカラーリングから、モデルは某スペースレンジャーであると思われる。
- スピンオフ漫画『ヴィジランテ-僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の主人公と個性が類似している。彼の個性は『三点以上の接地』が発動条件だが、スライディン・ゴーは直立状態の一点あるいは二点での接地で発動できる模様。
- 彼を演じている宮園氏は『ワールドヒーローズミッション』に登場するサラームも兼ねている。ただし、こちらは真のプロヒーロー。