クラスト(僕のヒーローアカデミア)
くらすと
| ヒーロー名 | シールドヒーロー《クラスト》 |
|---|---|
| 個性 | 盾（シールド） |
| CV | 最上嗣生 |
『The・正統派の男』と称される熱血漢。
涙もろく情に厚いキャラクター性によって、プロヒーローの中でも高い人気を集めている。暑苦しいのがたまにキズだが、ファンからはむしろ「そこが良い」という意見も。
名実ともにトッププロの一角を担う一流ヒーローであり、作中5年前に凶悪ヴィラン・ディクテイターを制圧、確保したという功績を持つ。
オールマイトを深く敬愛しており、ビルボードチャートJPの発表会においても、トップヒーローの中で唯一オールマイトの引退について言及している。
コスチュームは亀甲模様の付いた手甲が特徴的。目元はマスクで隠れているが、常に感極まって涙があふれているため表情は非常にわかりやすい。
ちなみに作中では意外に珍しいマントを身に着けたヒーローの一人である。
弟(ヒーロー名不明)がおり、彼もクラストと同じ個性、ヒーローコスチュームを着用している。
個性は『盾（シールド）』。
その名の通り全身から盾を生成できる。
天蓋壁慈のバリアのようなエネルギー体ではなく、防具としての盾のように実体のある硬質な物体を展開する。亀甲のように六角形の集合体のような形状。
防御に優れるだけでなく、零距離で展開したり投擲したりすることで攻撃にも転用できる。
作中ではヒーロービルボードチャートJP下半期の発表会でホークス、ミルコ、ウォッシュ、ヨロイムシャらと共に初登場した。
司会者からコメントを求められた際には、人目も憚らず涙してオールマイトの引退を惜しみ、神野町での救出作戦に参加できなかったことを嘆いていた。
ただ過去を悔やむこうした姿勢は他のトップ10ヒーロー達と同じく、ホークスからは「時代の節目を迎えたにもかかわらず、何も変わろうとしていない」と揶揄されることになる。
超常解放戦線との全面戦争においては、蛇腔総合病院の襲撃部隊として参戦し、エンデヴァーらと共に『ドクター』の地下研究施設へと突入、多数のハイエンド脳無と交戦する。
ミルコやエンデヴァー、イレイザーヘッド、プレゼント・マイク、エクスレスらの活躍により順調に拠点を制圧するが、目的達成直前で仮死状態であった死柄木弔が覚醒し、"個性"『伝播する崩壊』による無差別破壊が始まる。
この際、震源地に近い位置取りをしていたクラストは対処が遅れて肉体が徐々に崩壊を始めるが、全身に崩壊が及ぶ寸前にイレイザーヘッドの脚止めをしていた脳無の腕を切り落とすことで救出し、後の戦いを彼らに託した。
圧倒的な力の前に為す術もなく蹂躙されながらも、最期には真のヒーローとして、次の戦いに希望を繋ぐ雄姿を見せた。
