CV:玄田哲章
概要
悪意の塊『ドバズダー』に取り込まれる寸前に自爆した龍神丸は、生死も含め行方知れずだったが、ワタル一行は『無想界山』第七の世界『龍の夢を見る世界』へと訪れた際、完全に修復された状態で龍神池の真ん中で静かに沈黙していた。
だが、その精神はドバズダーによって汚染され、敗北による自責の念と後悔に加え、純粋に更なる力と、護るべき存在であるワタルを求め続けていた。それはボディだけでなく、操縦房と云える虹龍黄金像すら漆黒に染め上げ、デュアルアイも赤く、龍印も紫に輝く。
その力は手加減しているとは言え、実力上位の邪虎丸や夏鬼丸すら一蹴させる。しかし、その姿に異を唱えるワタルは残りの神部七龍神達と共に正気に取り戻さんと対峙し、龍魔神らと必殺技を次々と加える。この黒いボディは謂わばドバズダーによってコーティングされたモノであって強力な攻撃を加えれば簡単に砕け、割れた箇所から本来のボディカラーが露出される。最後は龍導口に七魂の剣を突き立てられた闇色の装甲は完全に破壊され、金龍の心は正気に戻り、一行の元へ戻った。