空王丸
くうおうまる
『渡部クラマ』が、『創界山 第五界層』で大破した『空神丸』に代わり新たに搭乗する鳥型魔神。龍王丸、戦王丸、幻王丸とは異なり、コクピット周りは同一だが、パワーアップした機体ではなく全くの別物(雑誌媒体では空神丸の弟やらMkーⅡやらと誤った記述も見られる)。当然『魔神紋章』の形状も異なる。核には『螺旋山』の頂上に住まう鳳凰の鳳(雄)の魂を宿している。
後頭部に備えた2基のジェットエンジンにより『創界山』でも最上級の推力と飛行速度を持ち、『空神丸』では苦手としていた接近格闘戦も、人型への変形機構を持たせることで克服した。
『第七界層』で『魔界ザン三兄弟』の『ガッタイダー』に追い詰められた戦王丸と幻王丸の窮地を救う形で登場。その後、三体での連携でこれを撃破。『魔神殿』謁見の間では龍王丸との協力で『ドンゴロ』を撃退寸前まで追い詰めた。
その後、魔界の王となった『ドワルダー』率いる偵察部隊と交戦。『魔神山』での『皇帝龍』争奪戦で『鋼衣』を纏い、キンカック、ギンカックを撃破するも、『皇帝龍』を守る守護魔神として『龍の岬』へ奉納され、再び愛機を失くしたクラマに新たなボディの『空神丸』を与えられる。
全高:3.78m
重量:8.32t
装備、技
超鷹波銃【ハイパーソニックウェーブガン】
空神丸が装備する主力武器の強化版。連射も可能となり、威力も数十倍に跳ね上がっている。
力翼【パワーウイング】
高速飛行の源である翼。
鷹爪【ホークロー】
巨大な力で平らな天井でも留まれる爪。
一角獣剣【ユニコンソード】
空神丸が苦手にしていた白兵戦闘時に威力を発揮する頭部の刃。
天国への嘴【ヘブンビル】
超低空飛行で敵機に忍より体当たりする技。相手は天国へ逝く気分に陶酔すると云われる。
鷲眼【イーグルアイ】
高速移動中に敵機の位置を見極められる動体視力。