概要
『ドアクダー四天王』のひとり『ドン・ゴロ将軍』専用の鬼型魔神。単体での大きさでは『ドアクダー魔神』中最大を誇り、戦闘力も最強クラスながら、誰一人として全力と本気を見せた事が無いと云われる。左脹ら脛には『ギーガン』の爪『ソウルカッター』で切られた跡が残る。
『創界山 第七界層 水晶の洞窟』での戦闘で『戦神丸』と『幻神丸』を一蹴し容易く屠るが、必殺技同士の衝撃波から覚醒した神部七龍神の一柱『白龍』に『邪虎丸』と強制転移させられる。
『第七界層 刃岩石』付近から『魔神殿 謁見の間』まで『龍王丸』を相手に互角の戦いを繰り広げ、『空王丸』の助力で叩きつけられた衝撃と『鳳龍剣』の直撃にさえ耐えきり必殺技を食らいながらも倒されない唯一の魔神。
だが、深部まで『救世主ワタル』の侵入を許したのを理由に、用済みと判断した『ドアクダー』の放った光弾が胸部コクピットを直撃し炎上。機能停止する。
初期企画書では既に完成されていたが、機械類の身体ではなく、生体兵器に近く、股間部は某MS、左手も鬼の頭部だった(魔神英雄伝ワタル 創世伝記 参照)。
基本データ
全高:6.45m
重量:34.0t
武器、技
如意棍棒【にょいこんぼう】
操縦者の意志により制限無く延び続ける棍棒。鎖付き双節棍にも変化する。この状態でも破壊力が衰える事は無い。
首領剣【ドンソード】
一度引き抜けば必ず死人が出ると云われる剣。
邪鬼牙【じゃきが】
股間にある牙。機能はギーガンのブラッシャージョーズに似ているが、粉砕力はその比ではない。口内から連射と単発型ミサイルを発射する。
ドンゴロビーム
各種部位
力士闘肩【りきしとうけん】
金剛闘肩【こんごうとうけん】
左右のショルダーアーマーに備えられている鬼の頭部。強力な結界を発生させる。
魔牙宝珠【まがたま】
勾玉を製作する際に削ぎ落とした魔骸で出来た髪飾り。
凶鬼眼【きょうきがん】
胸部の眼から緩やかな催眠光波を出す。戦神丸達を倒した際のドンゴロビームは此処から放っている。