概要
『創界山第一界層 アップダウンシティ』の支配者『サンダー・ブルー』専用機。ヘリコプターに手足が付いているが、見掛け倒しではなく、意味もなく強い。機首の部分にシャークトゥースがペイントされている。操縦席は外見に反して鏡台、窓辺、席がパーマ用マシンである。実際にはシティ東の町外れに多数(365機)所持している。その一機の左脚には『戦神丸』との戦闘で付けられた傷があるらしい(ドアクダータイムス神宝88年5/3付けより)。また、神部航空ショーでグッド・スタイリング賞を獲得。
飛行能力により『龍神丸』と『戦神丸』を翻弄させ、『空神丸』の助力も有ったが、地形の特製を利用され機体を傷付けられた上に逆上、自身の決め技を空中で使用した致命的ミスにより、登龍剣で倒される。
後に『創界山 第五界層 ヒマワリ村』にて量産型の『ヘルコプー』が現れる。初期企画書から登場していたが、頭部は『ダウツェン』や『エアリーズ』に近く、ジェット噴射口を備えるも、『アイアンボール』と同様に腕が存在せず、シャークトゥースも描いていない(魔神英雄伝ワタル 創世伝記 参照)。
『七魂』ではアップダウンシティの市長『ワイ=ファーイ』操る『セカンドガンⅡ』に随伴した濃紺カラーの機体『ヘルコプター改』が2機登場(搭乗者は不明)。都市の構造や、三方向に分散しての攻撃『フォーメーションY』を使い武器の無い『邪虎丸』や一人で動かす『幻神丸』を翻弄させたが、手持ち武器を持たされず、主翼に腕が覆われたオリジナルと異なる設定ミスで描かれた(球状部分はまず有り得ない)。
基本データ
全長:6.92m
重量:7.30t
装備、技
シュリケーン機関砲
ノーズキャノン
ランス
超消音プロペラ機構
ヘルコプアーム
ヘルコプレッグ
デスプレイトプロペラ
関連魔神
ヘルコプー…村人の手によって製作された量産機。
ヘルジャイロ…『外伝』に登場する派生魔神。
ヘルコプター改…『七魂』に登場する派生魔神。