概要
最前線で戦う『創界山 第一界層』のボス『クルージング・トム』の部下『シュワル・ビネガー』用魔神。巨大な拳銃に顔と手足が付いているのが特徴。この体格でパワーがゴリラ並しかなく、操縦方法もサイクリングマシンで脚漕ぎし、筋力マシンで開閉運動しながら操る複合型という体たらく。強力なマグナムによって村ひとつを制圧できる位は可能だが、弾丸を一発放つごとに仰け反って鞭打ち症になりやすい。
銃身は先端部を伸ばし、グリップと後部パイプストックを90°展開させ長距離狙撃もこなせるも、主力武器が弾切れになったら搭乗者自ら機体を降りて弾倉から弾丸をリボルバーへ再装填しなければならない面倒な欠点を持つ(事実1話で実証済み)。
『ワタル』が召喚した『龍神丸』に圧倒的な戦闘力差を見せつけられ、必殺剣によって一刀の元に倒された後、襲撃した『モンジャ村』で剥製にされるあられもない最期を遂げる。初期企画書から登場しており、銃身の形状とスコープ、スケルトン仕様のグリップ内の弾倉と腰部の有無、搭乗者以外は粗同じである(魔神英雄伝ワタル 創世伝記参照)。
『第一界層』で現れる『ヘルコプター』や『ゲッペルンは此れ以降は量産化されたものの(食玩『~ガム』で登場しない魔神は別として)、この機体だけは後日談のメディア展開まで再登場は無かった。遠目から見ると化粧廻しをした力士にしか見えないのを気にしている。
基本データ
全高:4.45m
重量:7.90t
装備、技
ハイパーマグナム350
ジャングルメリケンサック
メリケンを合体させたナイフだが、鉈の意味合いが強い。
ゴリラアーム
ゴリラの様に強い腕ではなく、(ゴリラを遥かに上回る巨体を持つ機械でありながら)ゴリラ並みの握力しかないという意味。それでも木々をへし折る事は可能である。
暗視スコープ
マグナム弾薬腰
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