曖昧さ回避
→金龍
概要
CV:高橋広樹
マクロス7船団に所属する統合軍兵士で、バルキリーパイロット。階級は大尉。最大の特徴は褐色の肌にスキンヘッド、頭部に彫られた刺青。
トップエースたちが集められた『ダイヤモンドフォース』を率いる隊長であるが、若手揃いの部下たちより一回りほど年上であり、船団が地球圏を出る前からの軍歴を持つベテラン。
エースパイロットとして優れた操縦技量を持つだけでなく、隊長らしく指揮官としても優秀であり、更に気さくで面倒見の良い兄貴分のような性格故に部下からも慕われている。
ブリッジオペレーターのサリー・セイント・フォードと美保美穂は恋人で堂々の二股だが、二人同時に連れ立って歩くなど三角関係になっている様子はなく、二人からも公認のようである(女好きの部下ドッカーからは非常に羨ましがられ、真面目な部下ガムリンからは閉口されている)。
戦場への介入行動を繰り返す熱気バサラに対しては、当初ガムリン同様その存在を疎ましく思っていたが、徐々にその裏に秘められた覚悟と熱意に惹かれ、ファンの一人にまでなっている。
また、ファイヤーボンバーのメンバーで元統合軍兵士レイ・ラブロックとその親友ステファンとは、同じ『ピンクペッカー』という小隊でバルキリーに乗っていた同僚であった。
金竜もレイの過去と彼が軍を辞めるきっかけとなった事件のことは当然ながら知っているが、劇中でその事について語る様子は無く、レイとの絡みもほとんどなかった。
劇中ではプロトデビルンのシビルと遭遇・交戦した際に、人間の女性が生身で戦っているという状況にショックを受けた上、スピリチアを吸収されてしまい長らく人事不省の状態に陥ってしまう。
その後、ガジェット・M・千葉のサウンド療法によって回復するが、惑星ラクスでの戦闘において味方の窮地を救うためVF-11CFAに無断搭乗。敵艦にファイアーボンバーの「突撃ラブハート」を歌いながら突撃して撃破したが、自身は帰らぬ人となった。
ちなみに演じた高橋広樹は今作がデビュー作であり、最初に収録したときはまだ19歳だった(放送開始時点では既に20歳になっていた)。
搭乗機体
VF-11B サンダーボルト(ピンクペッカー所属時代)
VF-17S ナイトメア
VF-11CFA フルアーマード・サンダーボルト