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シルバニアファミリー

しるばにあふぁみりー

シルバニアファミリーとは、エポック社が1985年に発売を開始した玩具のことである。動物の一家の人形で遊ぶドールハウス。
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概要

緑の山を幾つも越えて、その奥へと行った事はありますか。
深い森を抜けると、世界のどこよりも美しい村が広がっています───。

【シルバニアファミリー】とは、1985年にエポック社が販売を開始し、
30年(※2015年)以上の長きにわたって愛されている、人形玩具のことである。
分類としてはドールハウスにあたるが、一般的なドールハウスと違い、
人形が人間ではなく、擬人化された動物に置き換えられているのが特徴。

多くの場合、女児または女性に支持されている玩具だが、
男児が女児と一緒に遊ぶ例がある他、稀に男性の支持者もいる。

シルバニア村

本商品の背景世界となる村。
すぎのこ山どんぐり山をはじめとした山の麓、
緑溢れる深い森に囲まれた、動物達が暮らしている村だ。
村のほぼ中心をせせらぎ川が流れており、その上流ではキラキラ湖が水を湛えている。

シルバニア村の外

あまり多くを語られていないが、シルバニア村の外には、
他にも動物達が暮らしている村が存在しており、
時折、他の村の住人が、新たな住人として村に引っ越してくる。
(家族のカタログ落ちを「引っ越し」と呼ぶ人も、一部にいる。)

また、公式に存在が示されている「シルバニア村の外」としては、
1980年代末に商品が展開された都会、「アーバン」や、
村から遠く離れたところにある海とその沿岸、「しおかぜ岬(シーサイドとも)」がある。

家族名

家族には誕生日や星座、趣味といった設定が存在しているが、
姓や名は原則として設定されていない。
これは「その家族を可愛がってくれる人に名前を付けて欲しい」という考えに基づくものである。
ただし、後述する海外版、特に英国版や米国版では、家族に姓名の設定が存在している。

世界展開

シルバニアファミリーは我が国以外でも販売されており、特に英国版と米国版が有名だが、
「欧州版」「メキシコ版」など、上記の2地域以外で販売されている商品も存在する。
2015年現在、全世界50ヶ国で販売中(エポック社発表。【ソース】)。

なお、諸外国で販売されている商品は、我が国でも「逆輸入版」として、
主に「英国版」や「米国版」が、シルバニアファミリー専門店などで購入可能だ。

英国版

大筋では我が国と同じ展開を行っているが、
我が国では既に廃盤となった家族やハウスが現役であったり、
他方、英国版オリジナルのハウスや家族が販売される等、多くの違いがある。
更に自動車やボートハウス等といった、『乗り物系』の商品も数多く発売されている。
その力の入り様は、ある意味で我が国以上と言ってよいだろう。

米国版(カリコ・クリッターズ)

米国では我が国や「英国版」とは少し違い、
馬(ポニー)が擬人化されていない動物として商品化されていたり、
オリジナルの家族として「カエルファミリー」がいる等、
いくらか米国独自の色のある展開がなされいる。
(ちなみに、カエルファミリーにも赤ちゃんがいるが、
 おたまじゃくしではなく、普通にカエルの赤ちゃんである。)
また、米国では過去に商標問題が発生した事から、
「Calico Critters(カリコ・クリッターズ)」という名称で販売、展開されている。

欧州版

商品展開は英国版や米国版(カリコ・クリッターズ)より、我が国のものに近いが、
「父母+娘」という、シンプルな家族構成の人形セットなど、独自の商品も見られる。
(また、販売されている国ごとに、商品構成の違いが存在する。)
世界で一番広く展開されているのもこちら。

類似商品との仁義なき戦い

1985年に発売されたシルバニアファミリーは、間もなくヒット商品となったが、
そのヒットを他社が黙って眺めているはずもなく、すぐさま競合商品が発売された。
最初に動いたのは「リカちゃん」で有名なタカラ(現・タカラトミー)で、
同年「3年2組のなかまたち」という競合商品の発売を開始。
更にバンダイも動き、翌1986年、テレビ朝日系列で「メイプルタウン物語」の放送を開始、
本作の関連商品として「メイプルフレンド」を発売する。
その結果、主にこの3社の間で仁義無き戦いが繰り広げられる事になったのだが、
結局、バンダイとタカラは、展開した戦線を維持できず、撤退している。

しかし、その後もバンダイからハローキティのドールハウス玩具、
「リトルベリーコレクション」が販売された他、
2015年には、やはりバンダイがドールハウスを主力玩具とする作品、
ヒミツのここたま」の展開を開始。
類似商品との仁義なき戦いは、今後も続いていくことだろう・・・。

「メイプルフレンド」

アニメ「メイプルタウン物語」の玩具として販売された商品。
元作品の雰囲気も相まって、基本的にシルバニアファミリーに似た雰囲気の商品である。
だが、アニメが二期目の「新メイプルタウン物語」に入ると、
一転して女児玩具色の強い商品に変化している。

「3年2組のなかまたち」

タカラ(当時)が繰り出した対抗馬。
カントリー調のシルバニアファミリーに対して、
やや都会的な雰囲気で差別化を図っており、
人形もファンシーに仕立てることで、違いを出していた。
また、人形に動物だけでなく、「人間」を登場させたりするなど、
シルバニアよりも、色々と“ハジけた”展開を行っていたことも特徴。

他方で、商品外の展開があまり目立つものではなかった為か、
「メイプルフレンド(より正確に言えばメイプルタウン物語)」と比較すると、
過去の「シルバニアファミリーの競合相手」としての知名度は、今ひとつ高くない。

余談:メイプルタウン物語=シルバニアファミリーのアニメ?

「メイプルタウン物語」は、商業的にはともかく、
作品としては、よく出来たアニメ作品であったこと、
加えて「テレビ朝日系列の日曜朝8時~9時の子供向け番組枠」、
いわゆる「ニチアサ」枠で放送された作品の中で、はじめてシリーズ化され、
後の「おジャ魔女どれみ」シリーズ、「プリキュア」シリーズへと繋がる、
番組枠の基礎を築いた作品として、この後も語り継がれるのだが、
・・・随分と皮肉なことに、時折シルバニアファミリーのアニメとして、
「メイプルタウン物語」が覚えられていることがある。
第一期の作風や世界観が、シルバニアファミリーとよく似ていた(似せていた?)ため、
双方が混同され、「メイプルタウン物語=シルバニアファミリー」として記憶されたのだろう。

なお、公式に「シルバニアファミリーのアニメ」として作られた作品は、
公式サイトで見られるCG短編アニメ、2007年に制作されたOVA(全3巻)と、
1980年代末に海外で制作・放送されたものが存在する。

パロディなど

2009年頃から「シルバニアファミリーという名称がマフィアめいている」と、
Web上の一部で、「マフィアとしてのシルバニアファミリー」というネタが展開されるようになった。
詳細は「シルバニアファミリー(マフィア)」、または某動画サイトの百科事典の当該項目を参照。

また、一部には「某忍者漫画の忍者と組み合わせた」、「仏像と組み合わせた」、「シルバニアふんどし」、「アイエエエ!?ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」・・・等々、
主に色々ななんかとシルバニアを掛け合わせた画像で、ネタに走る人達もいる。

更に家具やハウスのサイズがマッチすることから、
figma(マックスファクトリー)、ねんどろいど(グッドスマイルカンパニー)等、
他社製フィギュアの写真撮影用素材に選ばれることもある。

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