概要
後に『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』にてゲーム作品に逆輸入された。
作品別の解説
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
マトリフが編み出しポップに伝授された、半径10~20m程度の超重力場を作り出し敵を押し潰す大呪文で、漢字表記は「重圧呪文」。
ポップはドラゴン4匹に掛けて2匹を仕留めたが、バランには通用しなかった。後に竜騎衆への奇襲にも用いたが、そこでも騎乗用のドラゴン3匹を圧死させる以上の戦果は出せず、バラン達は平然と耐えきっていた(本編ではこれが最後の使用)。
また魔法力の消費量もかなり激しいようで、初使用時は1発使用しただけで「トベルーラ」の維持もできなくなるほど消耗した。
詠唱は「大地に眠る力強き精霊たちよ…いまこそ我が声に耳を傾けたまえ ベタン!」。『ダイの大冒険』の他の呪文にもいえることだが、詠唱しなくても使えるようだ。
『勇者アバンと獄炎の魔王』ではマトリフ本人も使用。
曰く「敵がでけえほどこの呪文は効く」らしく、本編ではドラゴンには効果が絶大だったがそれ以外には効果が薄かったことへの理由付けになっている。とはいえ、そこでも呪文をかけた巨体の相手(トロル族のガンガディア)を倒しきれなかったように、敵のレベルが高いと耐えきられてしまい、通用しないというのは確かなようである。
また発動直前に相手が空を飛ぶなどして脱出されることもある(前術の竜騎衆の戦いの際が該当)など、魔法力の消費力の大きさのわりに強大な敵を相手にするには力不足だった点は否めない。そのため、ポップは強力な効果の新たな呪文を求めるようになるが…。
ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2
敵の残りHPの1/4のダメージを与える呪文。
性質、効果ともにファイナルファンタジーシリーズの「グラビデ」に近い。
その他
他作品の重力で攻撃する魔法には、RPG『イシターの復活』のPress等がある。