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賢王ポロン

けんおうぽろん

藤原カムイの漫画作品「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」に登場するキャラクター

概要編集

2代目賢王で本名ノロップ。ネクロゴンドの麓テドン村出身。家族は造船技師の祖父のみ。

父親が僧侶、母親が魔法使いで、初代賢王カダルの直弟子だったが、魔物の襲撃により魔法力が着き自己犠牲呪文で殉死。そのトラウマから遊び人を志すようになる。


カダルと血の繋がりがないが、外見や性格が似ている。カダルと比べ、やや幼く感傷的な性格。またスケベであり、たびたび拳王ヤオにツッコミを受けている。

彼の奥義で魔力と技術を継承された際に一時的な死を迎え、それをいいことに棺桶から抜け出して遊び人として旅立つ(口うるさい祖父から逃げ出したかったらしい)。その道中で主人公アルス一行と出会い、冒険を共にすることに。


アルスたちのピンチの旅に無意識のうちに合体呪文を繰り出し、呪文の才能があることが判明する(遊び人→賢者の設定はドラゴンクエストⅢの転職システムを倣ったもの)。


獣兵団の猛攻からタルキンは父親と同じく自己犠牲呪文を放ち、獣王グノンから庇った3匹のお供の殉死により額に第3の目を覚醒させ、賢王として力を発揮させるに至る。


物語中盤からジパングの少女サクヤから惚れられ、交流をする内に両想いとなる。

最終盤では異魔神の圧倒的な強さに恐怖してパーティーから離脱。サクヤを強引に連れてテドン村に戻り祖父に紹介する。そうすることで家族というものを作って賢王の役割から逃れようとしていたが、その臆病さを見抜いたサクヤから叱咤されたことで戦意を取り戻し、カダルが遺した究極の合体呪文マダンテを会得。最終決戦へと駆け付ける。


アルス、アラン、アステアが戦闘不能になった際、キラ、ヤオ、ポロンが入れ替わる形で参戦。

キラとヤオが異魔神を取り押さえている間にマダンテを撃つように言われ、迷った末にマダンテを放って大ダメージを与えることに成功する。引き換えにキラとヤオは消滅。ポロンも巻き添えを受け今度こそ生を終えた。


その後、アルスによって異魔神は倒され、その遺体から誕生した世界樹によってこの戦いで犠牲になった人々が生き返りを果たすのだった。


関連タグ編集

ロトの紋章 賢者(DQ3) 合体魔法(ロトの紋章) マダンテ


ガボドラゴンクエストⅦの仲間。元々は狼だったが魔法で無理やり人間に変えられ、以後は主人公アルスの仲間になる。元々が動物なので狼の言葉が分かる他、特技では狼を呼び寄せて攻撃を行う。またフォズ大神官と仲良くなる。などなど本作のオマージュが散見される。


セーニャドラゴンクエストⅪの仲間。ある人物の死をきっかけに覚醒し、まるでその人物の力が宿ったように大幅なパワーアップを果たす。

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