概要
速度に特化していて岩石や樹木などの形ある物体ではなくモンスターが吐く息吹(ブレス)や水や炎などの不定形なもの、火炎呪文や氷系呪文などを斬り裂くことができる。※より技の練度を上げていくと爆裂呪文(イオラ)、閃熱呪文(ベギラマ)も斬り裂くことが可能である
これを習得させるうえで、アバンは最初ポップから『無茶しすぎですよ!』と怒られていたが、『ちゃんと計算されたうえで行ってたので、無茶ではないですよ♪』と返答。 アバン曰く「ダイ君がガーゴイルに対して物凄いスピードの剣圧で斬り裂いたでしょ? だから、海波斬も早い段階で習得できるかな?」と考えていたらしい・・・
15年前
15年前のアバンも村を襲っていた巨大ガニラスをロカと共に撃退し海底宮殿のオトギリ姫との戦闘で披露した第二の必殺剣。
剣撃の速度を上げるために輝聖石にマトリフの重圧呪文(ベタン)を込め、自身に重力負荷をかけて身体を鍛えた事で完成し、波打つ海原を斬り裂く技となった。
無茶な修行をこなして得た素早さに対してロカは『加速呪文(ピオラ)で、素早さを上げれば解決したんじゃないか?』と問われると、 アバンは『確かにそれなら素早さを補えますが、身体のパワーバランスが崩れてしまいます。 ですから、私自身の素早さを鍛える必要があったんですよ。』と答えている。 それを聴いていたマトリフも『生まれつき力が強かったり、魔力が高い人材は 沢山いる。 だが 【生まれつき速いやつ】は存在しない。 こればかりは、鍛錬を重ねないと育たないからな・・・』とロカに語っている。
※重力負荷をかけて身体を鍛えるメニューは、15年後に手解きをする教え子に大地斬を習得させる特訓と同時に重りを装備させて走り込みをさせるという形で鍛錬を行わせた後、自身が竜に変身し火炎の息で攻撃を仕掛けることで習得させた。
小話
アバンがオトギリ姫に対して海波斬を発動させる際の剣の構え動作が、1991年版でダイがアバンとの特訓をした時と同じ動作である。