CV:中村悠一
概要
誕生日 | 5月4日 |
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好きな食べ物 | クリームあんみつ・甘い物全般 |
職業 | 戦士 |
利き腕 | 右利き |
年齢 | 21歳前後(第一章) |
主人公アルバの元に派遣された王宮戦士。
その戦闘能力は高く、回復魔法が使えるなど万能である。
性格はドS。基本的に狙いボケ担当。
アルバに対しては敬語を使い、「勇者さん」と呼んでいる。
目の色は赤、髪の色は黒。肌色は他の登場キャラと比べると色白。
「三本アンテナ」「バリサン」等と表現される特徴的な髪型をしている。
身の丈ほどの大きな剣と、左腕を覆うような機械の装甲を装備。
(※髪型・装備ともに第1章の終盤まで。)
ジャンプSQ版では、剣の代わりにバットを所持しており、機械の装甲や胸鎧なども無い。
代わりに、左腕の手首から甲にかけて包帯が巻かれている。
『炊事・洗濯・宿泊場所確保・掃除・会計』といった家事をロスが全て1人で担っていることから、エプロンをつけている描写も時折見られる。
必殺技はクーゲルホームラン。
ネタバレ
※以下、作品のネタバレを多大に含むので注意が必要です。
その真の正体は、伝説の勇者クレアシオン本人。
およそ1000年ほど前、親友クレアを救う為に実の父親である初代魔王ルキメデスと戦い、次元の狭間に結界を作り封印。
自らも共に長い眠りについていた。
そもそも子供がいないので、アルバを含めた「クレアシオンの子孫(多分)」達との血縁関係は一切ない。
クレアシオンというのは伝説の勇者としての名前であり、本名はシオン。
クレア及びルキメデスからは「シーたん」と呼ばれている。
ロスという偽名は、クレアが自ら名乗っていたニックネームが由来。
クレア曰く「ロス」は「世界を旅する孤高の戦士」という設定だった。
一章終盤で自ら抑えていた勇者の力(魔力)を解放させたところから、髪型が変わりバリサン状態ではなくなった。
ちなみに少年・勇者時代ともに頭部に三本アンテナはない。
力を解放することで本人曰く「何でもあり」の魔法を使うことが出来るようになり、その実力は魔王をも軽く凌駕する。
(しかし彼の魔法をもってしても不可能はあるので、これは言葉のあやと思われる)
機械の装甲に隠されていた左手首には勇者のマーク(勇者証の元となっているデザイン)が紋様として刻まれている。
これは元々は1000年ほど前に起きた事件の際にクレアの手に浮かびあがったものだが、クレアが自身の左手足をロスに与えたことで彼へと移行した。
いわば魔力の象徴のようなものであるらしく、魔力を失うと紋自体が消える。
また、アニメ版では『魔力を使用した時のみ紋様が浮かぶ』という風に設定が若干変更されている。
少年時代は、職につかず研究にばかり勤しむ父親の代わりに働いて日銭を稼ぐという傍から見ると過酷に思えるような生活をしていたものの、本人はそんな日常にも幸せを感じて満足していた模様。
日頃の言動は年齢に見合わず真っ黒だが根は優しく、父親からは「普段強がってるけど、ここぞを決められない優しい子」だと評される少年だった。
10代前半から5~6年ほど魔王を追って旅をし、次元の狭間に入ってから1000年の間に2~3歳ほど年をとっているらしく、年齢は21歳前後。
(ただし作者はキャラクターの年齢を明確に決めるつもりは無いとのこと)
第2章では1章最終話から一年が経過しており彼以外のキャラクターは当然1つ年を取っているが、
ロスに関しては再び次元の狭間にいた為にこの年齢から変わっていない。
クレアを無事救出した後は彼と2人、世界を見てまわる為の旅に出た。
「ロス」の文字をデフォルメした金色のマークが胸に入った黒ジャージを着用。
(作者曰く「(東京エンカウントで)中の人が着ていた服からインスパイアされた」)
この衣装の際、インナーは着ていない=公式で裸ジャージである。
旅の合間には、アルバに魔法を習得させる為の家庭教師として月に1回のペースで授業を行なっている。
この時点でのロスは魔力を失ってしまっており、
初期のエンジン装備(左腕の装甲)もないため「そこそこ弱い」とのこと。
その後、顔も知らなかった母シシリー及び兄 レイクと予期せぬ再会を果たす。
お互いに1000年の時を越えた弊害から、兄との年齢差は完全に逆転している。