概要
『ギルティギア』シリーズの流れを組む対戦格闘ゲームシリーズ。
『GUILTY GEAR X』のスタッフが再集結して開発された作品で、PS3、Xbox360、PSP、PSVita、PCにも移植された。
キャラクターは2Dドットだが、ステージは3Dであり、グラフィックのクオリティは高い。
「ブレイブルーはエンターテインメントで、格ゲーは1コンテンツとしてください」と表明されている。
ストーリーや設定は一応存在するが、「アーケードモード」「ストーリーモード」「設定資料集」「小説」を網羅しないと、単品自体ではストーリーが非常に少なくなってしまう。SFともファンタジーとも言い難い作風である。
世界観
ASWが得意とする、SFとダークファンタジーが入り混じった未来風の世界。
だがその実態はセカイ系に属するループものであり、英雄たちによる「黒い獣」との戦いを基軸に、黒幕によって何度も世界が改竄されて輪廻しており、その度の悲劇によってもたらされた複雑怪奇な因果で、世界そのものが雁字搦めにされている。
また魔術が科学を上回る超技術として描かれ、科学そのものは旧時代の遺物として排斥される傾向にある。
その魔術も、「存在概念」そのものにアクセスを施行する高等な量子力学の域にある技術であり、完全に科学と切り離されているわけではない。
BLAZ BLUEの物語はこの概念操作で膠着した世界を巡り、「世界を操作して意のままにしようとする」黒幕側と、「世界を因果から解き放って元に戻そう」とする抵抗者たちのぶつかり合いが軸になっている。
ゲームの特徴
大体のシステムは『ギルティギア』を踏襲しているが、ゲームスピードは抑えられており、「ドライブ」=固有技(簡易必殺技扱い)を搭載している為、初心者でも遊び易くなっている。
更に『CS』では操作が簡単になったビギナーモードが搭載されたので、初めて格闘ゲームを遊ぶ人でも簡単に連続技と必殺技が出せる。
この操作方法はその後「スタイリッシュ」として改称されている。
ボスキャラとして登場するキャラは、「unlimited」と言う仕様で登場。
名前が紫色になっている。
割と特徴的な人間が多い。
作品展開
ゲーム
2008年11月20日 | 1作目「BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER」稼動 |
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2009年11月20日 | 2作目「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT」稼動 |
2010年冬 | 「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT II」稼動。本作初のカード対応となる。(NESiCAxLive) |
2012年11月21日 | 3作目「BLAZBLUE CHRONO PHANTASMA」稼働 |
2015年11月19日 | 4作目「BLAZBLUE CENTRAL FICTION」稼働。最終章 |
2018年5月31日 | 番外作「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」発売 |
2021年2月16日 | スマートフォン向けRPG「BLAZBLUE ALTERNATIVE DARKWAR」配信。 |
テレビアニメ
「BLAZBLUE ALTER MEMORY」の題名でアニメ化。2013年10月~12月に放送。
放送局はTOKYOMX(独立局)、テレビ大阪・テレビ愛知(テレビ東京系列)、AT-X(衛星放送)、BS日テレ(日本テレビ系列BS)。
ストーリーや設定は「CALAMITY TRIGGER」と「CONTINUUM SHIFT」をベースとしている。
登場キャラクター
「BLAZBLUEのキャラクター一覧」を参照。
関連イラスト
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関連タグ
外部リンク
本作のプロデューサー、森利道氏ロングインタビュー〈森氏の出身校、アミューズメントメディア総合学院のサイトより〉