painwheel
ぺいんほいーる
同作の陰のあるキャラクター達の中でも特に陰りが強い設定のキャラクター。
身体のあらゆる部位から飛びだして暗器の如く攻撃手段とする人工寄生生物、背中から痛々しく連結された巨大な風車の刃。
憎悪が溢れださんばかりの赤い眼光のみを残して顔を覆う肌に直に縫い付けられた仮面。
そして戦闘中唸り、狂い、暴れる彼女の言動行動。全てが「畏怖」という表現に包まれている。
何故彼女がこうなってしまったのか。彼女は今何を想い戦い続けているのか。
GET OUT OF MY HEAD!!(私から出ていけ!!)
性能面で言えば接近戦特化型。多くの通常技が溜め押しに対応しており、溜めている間は相手の攻撃を受け止めることが出来る(ごっつい攻撃やカウンターバーストに近いか?)。
そして溜め中に受けたダメージはそのまま溜め技に上乗せできる。中下段の択一攻撃も得意であり、投げキャラとは違った接近戦のプレッシャーをかけることが出来る。
かつてはキャロルという名前のごく平凡な女子学生だったペインホイールは、ヴァレンタインの手により拉致されてスカルガール対策研究室(ASG ラボ)の極秘の『ラボゼロ』へと連れ去られた。
そこで彼女は人造ブエル・ドライブと人工寄生生物ゲイ・ボルガを移植され、実験的スカルガールの血を注入されたことにより、獣と化した。
実験の影響で暴力的かつ不安定となったため、予防策としてラボゼロの強力なサイキック研究室長のブレインドレインによってマインドコントロールされている。
怒りに活気づかれ、自分の苦痛と激情が彼女のパワーの源となる。
とはいえ、その獣のような身体の奥深くにはかつての怯えた少女の面影が未だ残っており、自分を操る頭の中の声の攻撃を必死に追い払おうとしている。
Painwheelという名は、玩具の『風車(かざぐるま)』を意味する英単語Pinwheelと、『痛み』を意味するPainを掛け合わせたものとなっている。