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ファジアーノ岡山

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ふぁじあーのおかやま

ファジアーノ岡山とは、Jリーグに所属するプロサッカークラブである。ホームタウンは岡山県。

解説

創設年2003年
加盟年2009年
ホームスタジアムJFE晴れの国スタジアム
クラブカラーワインレッド
マスコットファジ丸

2003年、川崎製鉄水島サッカー部(通称・川鉄水島、現在のヴィッセル神戸1966年設立・1994年ヴィッセル神戸へのホームタウン変更および改組により解消)のOBチーム「リバー・フリー・キッカーズ」(1975年設立・2003年改組によりファジアーノ岡山へ発展解消)を母体として設立されたチーム。そのため川鉄水島をルーツ(源流)チームとして仰いでいる。

クラブカラー

クラブカラーはサポーターよりファジレッド(ファジアーノレッド)と呼ばれる、独自のワインレッドを用いている。

一応「キジの目元の色が由来」という説明をされる事が多いのだが、実はクラブカラーにレッド系色を用いたのは川鉄水島(クラブカラーは鮮赤。製鉄における溶鉱炉から出したばかりの銑鉄の色に由来する)からの系譜を意識したものでもあり、OBチームであった事から経年(によって得た苦労や辛酸の経験)を表すとくすみ(ラスティレッド)を意識した上で、さらにそれらの(ヴィンテージワインのような良い意味での)熟成昇華による結実を志向してのワインレッド(ファジレッド)になったとも言われる。(※岡山は葡萄、特にピオーネの名産地のひとつ)。

また岡山は古代より製鉄と鍛刀と弁柄(ベンガラ、酸化鉄顔料の一種)で知られる。(※温羅吉備津彦吉備津大般若長光山鳥毛などを参照)。

製鉄は岡山の伝統工業のひとつであり、その意味からも溶鉱製鉄を示す「」「」の「」を形を変えてでも受け継ぎ残したいと考えるのは、当時の岡山県民の感情としては自明であったのだ(岡山の製鉄技術は川底の砂鉄を集めて「たたら」を熾した事から始まっていると言われている)。

2003年までのヴィッセルのチームカラーは2004年から現在に続くクリムゾンレッドではなく、帆船の帆をイメージしたユベントスニューカッスル・ユナイテッドのような白と黒の縦縞だった。その事もファジレッド制定の決定打であった……のだが結局ヴィッセルも親会社の楽天グループの影響からクリムゾンレッドになった(ある意味では原点回帰と言えなくもない)ので逆に兄弟感が出てしまったのは御愛敬か。

夢パス制度の魁

Jリーグ加盟の前年(2008年)より、小学生のホーム自由席入場料金が無料となる夢パス(のち夢チケが追加となった)を導入している。

これは入場人数分だけ協賛企業がサポーターに代わって入場料金を支払う仕組みであり、サポーターは無料で入れる上かつ無料入場者ではないため正式入場者数にカウントできるという効果もある。夢パスの仕組みはその後西日本の多くのクラブに広がっている。

来歴

2004年、岡山県リーグ1部優勝により中国サッカーリーグに昇格。

2006年に運営法人がNPO法人(岡山ヒューマンスポーツクラブ)から株式会社ファジアーノ岡山スポーツクラブに転換。

2007年シーズンに中国リーグを全勝優勝して2008年によりJFLに昇格。同年シーズンで4位(当時の昇格圏内)となり2009年のJ2リーグ(Jリーグ ディビジョン2)昇格を決める(当時はJ3リーグの成立前でJ2の直下がJFL)。西隣の広島県を本拠とするサンフレッチェ広島オリジナル10)に続く、中国地方2番目のJリーグチームとなった。(Jリーグのディビジョン制が成立し昇格制度を取り入れた後の体制において中国地方で初めて「県域・地域リーグ・JFLからの昇格経験を経て所属に至った」Jリーグチームとも言える)

2016年には6位に入り、クラブ初のJ1昇格プレーオフに進出。3位の松本山雅FCを2-1で破るも、4位のセレッソ大阪に惜しくも0-1で敗れ、J1昇格ならず。

2022年シーズン、木山隆之監督が就任しクラブは史上最高の3位に躍進。2度目のJ1参入プレーオフに進出するも、6位のモンテディオ山形に0-3で敗れる。

2024年シーズン、序盤は首位争いをしていたものの夏場に連続ドローなどで勝ち点を落としたが5位でフィニッシュ、2年ぶり3度目のJ1昇格プレーオフに進出。準決勝で4位の山形に3-0で快勝し2年前の雪辱を果たす。

そしてホームで開催された8年ぶりの決勝戦で、3位のV・ファーレン長崎を4-1で破った6位のベガルタ仙台と対戦。2-0で勝利し、J2昇格から16年目にしてついに悲願のJ1リーグ昇格を決めた。

(※J1昇格POは導入されて以来『準決勝でモンテディオ山形に勝ったチームは昇格出来ない』『5位のチームは昇格出来ない』というジンクスがあり、それを初めて覆した昇格となった)

スタジアム

岡山県総合グラウンド陸上競技場。岡山市出身のプロダクトデザイナー水戸岡鋭治が、競技場のデザインアドバイザーを担当。

ネーミングライツ(命名権契約)を採用しており、ライツの契約単位は5年で延長は可能。ただし契約者の選定は単位都度の入札制であるため延長希望者でもその都度入札への参加が求められる。

ネーミングライツにより、2025年1月(Jリーグのスケジュール上では2024年シーズン)までシティライトスタジアムと称される。通称はCスタ

2024年11月にJFEスチールがネーミングライツ契約をした事により2025年2月1日から名称は「JFE晴れの国スタジアム」になる。ライツ契約の変更などがない限り2030年1月31日まで、この名称を使用する事になる。

「シティライトスタジアム」の名称は2015年から(5年間単位契約。2020年にライツ延長して2025年1月31日まで)使用されているもの。取得者は岡山市の中古車販売業・中古車オークション主催者であるシティライト。同社の社長がスポーツ(特に野球)好きのためにネーミングライツを志願したという筋金入りの取得である。ちなみにシティライト自体が硬式野球部を持っており、さらにはスポーツ用品店やバッティングセンターも副業で運営するというレベル。

2010年から2015年まではカンコー学生服(菅公学生服株式会社)がネーミングライツを取得していたため「kankoスタジアム」(カンスタ)と呼ばれていた。

実はキャパシティの関係から1993年までは川崎製鉄水島サッカー部のホームグラウンドだった

スタジアム周辺

JR西日本岡山駅から徒歩圏(人にもよるが、岡山駅西口から北向き、およそ20分)である。

敷地の関係上、ホームゴール裏が極端に狭いので、応援の中心はバックスタンドに寄る。

ファジフーズと呼ばれるスタジアムグルメ屋台はJリーグでも屈指の充実度を誇る。これを目当てに岡山へ遠征してくる他サポーターもいるほど。

実はスタジアム周辺は岡山大学本校津島キャンパスと、岡山理科大学本校半田山キャンパスが至近となる学生街でもあるため、学生対象のファミレス定食屋喫茶店などのキャンパスグルメ(学生グルメ)もあるので、こちらを目当てとする者もいたりする。

あと国道53号側の「済生会病院前」バス停(国道180号側にも同名のバス停があるので混同に注意)の至近にクラブチームのオフィシャルグッズショップがある。岡山駅から徒歩でスタジアムに向かう時には、おあつらえ向きの休憩所になる。

アクセス・駐車場

岡山駅から徒歩あるいは路線バスでアクセス(津山線法界院駅からの方が距離としては近く、徒歩14分と徒歩労力の短縮も見込めるが、岡山駅での乗り換え連絡が悪い上に昔からの住宅地の細路地を歩く事になるので、あまりオススメはできない)。

路線バスは岡山駅東口(正面口)バスターミナルより岡電バス中鉄バス免許センター方面線・国立病院線・半田山線・笹ヶ瀬線。

あるいは岡山駅西口バスターミナルより岡電バス理大線。

降車停留所は基本的には「スポーツセンター前」だが「学南町」「岡山大学筋」「新野」「武道館前」も最寄り停留所になるので乗り過ごしても焦らなくて良い。

自動車利用の場合、現状として無料の駐車場はない

ホームゲーム当日は近隣にある「岡山済生会総合病院および外来センター」「ベネッセコーポレーション本社」「心臓病センター榊原病院」の駐車場が解放される(1日単位での有料解放で駐車料金は1000円前後)が、これらに駐車するにはゲームキックオフ5時間前までの事前予約が必須である。

かつては岡山駅からさらに遠いところ(山陽本線北長瀬駅周辺域)に無料駐車場が設置されており、そこから無料シャトルバスでスタジアムに行けたのだが、現在は廃止されている。また北長瀬駅周辺の駐車場も全面的に県営の有料駐車場(1日最大700円ほど)にシフトしてしまっている。もちろん有料だ(より高い)が岡山駅周辺の駐車場に駐車しても良い。

ダービーマッチ

岡山県という地味ながらも歴史的に海と陸の交通結節点として重要な役割を果たしてきた地を本拠に持つファジアーノ岡山は、実は複数チーム(の各本拠地)との歴史的な関連が多い。

川鉄ダービー

上述の事から「川崎製鉄水島サッカー部」という同ルーツを持つファジアーノ岡山とヴィッセル神戸の「兄弟対決」は川鉄ダービーといわれる。特に岡山側ホームゲームは「新旧ホームチーム対決」となる。

隣県(東隣)でもあるためXなどでも「住んでる場所的に大阪より岡山の方が近い」というヴィッセルサポの声もちょくちょくお目にかかる。

なお、この対決は2013年J2リーグ第22節に実現。岡山側ホームゲームでファジアーノ側から「おかえり神戸!! 街は違えど我らは兄弟 歴史を共に刻み行こう」とのメッセージが贈られた(第11節戦のヴィッセル側ホームゲームにてヴィッセル側から贈られたメッセージへの返礼でもある)。

山陽ダービー

前述の通り隣県(西隣)の広島県を本拠地にするのが、オリジナル10の名門・サンフレッチェ広島。ファジアーノが昇格したことで2025年、ついに山陽ダービーが実現する事になる。

これは中国地方のサッカーチームによって構成される中国(地方)ダービーのひとつでもある。

瀬戸大橋ダービー

瀬戸大橋(過去には宇高連絡船/宇高国道フェリー・四国フェリー)で結ばれ、民放放送区域も共有する隣県(南隣)香川県カマタマーレ讃岐との対戦。中四国所属サッカーチーム連絡間による共同イベント事業「PRIDE OF 中四国」のひとつ。

陰陽ダービー

隣県(北隣)鳥取県ガイナーレ鳥取との対決。「PRIDE OF 中四国」のひとつ。また中国(地方)ダービーのひとつでもある。

「いんようダービー」である。由来は「山陰」と「山陽」のチームの対決である事から。間違っても「おんみょうダービー」ではない(まぁ両県ともに安倍晴明がらみの史跡があったりするが、ンなモンは日本中にあるので今更ではある)。

鳥取県と岡山市(備前岡山)は旧藩時代は同じ池田氏(つまり親戚同士)の統治下でもあったため池田ダービー(池ダービー/池田ービー)と呼ばれる事も。

PRIDE OF 中四国

中四国地方に本拠を置くサッカーチームが共同で行っているダービーイベント。これに参加しているチームとの対戦は基本的に、このダービーマッチに含まれる。

参加チームは固有ダービー名がある上述の2チーム(カマタマーレ讃岐・ガイナーレ鳥取)に加えて徳島ヴォルティスレノファ山口愛媛FCFC今治

なおサンフレッチェ広島は不参加。ただし広島の外渉部自体は、このイベントの主宰団体(中国・四国Jクラブ情報懇談会)には参加している。

水島ダービー/倉敷ダービー

上述の川鉄ダービーをこう呼ぶ事もあるが、ここで取り上げるのは浦和レッズとの対戦カード。

と、いうのも浦和の母体となった三菱重工業三菱自動車は、ヴィッセルとファジアーノのルーツとなった倉敷市水島(水島コンビナート)に主要生産拠点のひとつ「三菱自動車工業水島製作所(三菱自工水島工場。ルーツは三菱重工業水島航空機製作所。製作所の設立は1943年であり、戦時中に一式陸上攻撃機紫電改を作っていた(特に紫電改の後期メイン生産工場だった)事や、戦後三菱を代表するオート三輪三菱・みずしま(のち三菱号→三菱・レオに移行。のちにミニカミニキャブ、さらに三菱・ieKにまで至る三菱自動車の祖となる車)を製造していた事で有名だったりする)」を置いているため。三菱(と日産)の軽自動車は基本的に岡山(倉敷)産である

ちなみに「川鉄(JFEスチール)→三菱自工」は岡山県の小中学生の社会科見学の定番コースである。

西日本豪雨の時にも三菱自動車と浦和レッズは倉敷市(真備)で復興支援イベントを行っており、その意味でも岡山県(特に倉敷市)と浦和レッズの繋がりは実は大きい。ちなみに倉敷市総社市の市民が日産OEM製品を含む三菱自動車の自動車を買うと助成金(購入補助)が出る。

ただし三菱水島は独自のサッカーチームである「三菱自動車水島FC」を持っており、ここも地域の強豪として知られている。三菱自動車水島FCとの試合もまた水島ダービーであり、またこちらは中国(地方)ダービーのひとつにもあたる。

福岡ダービー/黒田ダービー

アビスパ福岡との対戦。

福岡が元々は岡山県(瀬戸内市)の地名であり、また同地(瀬戸内市長船町福岡)が黒田官兵衛黒田氏)の本拠地(本貫地)であった事から言われるもの。そもそも現在の福岡市周辺を「福岡」と名付けたのが黒田氏である。

ちょっと縮めて黒ダービー(黒田ービー)とも。

2014年(当時は両チームともJ2所属)には大河ドラマ軍師官兵衛』の影響もあり一時的ではあったものの大きな盛り上がりを見せた。この事からそのものズバリに官兵衛ダービーとも呼ばれる。

朝鮮通信使ダービー

V・ファーレン長崎との対戦。

江戸時代における李氏朝鮮からの外交使節である朝鮮通信使の接待ルートを担った地域同士のチームとなる対戦。瀬戸内市牛窓が通信使の休憩ポイントのひとつだった。

なお、このダービーは通信使節の往復した対馬←→江戸城ルートのチームであれば成り立つためギラヴァンツ北九州(藍島)レノファ山口(下関)サンフレッチェ広島(鞆の浦)ヴィッセル神戸(兵庫)セレッソ大阪(大阪・堺)京都パープルサンガ(京都)FC岐阜(大垣)名古屋グランパスエイト(名古屋)清水エスパルス(駿府)湘南ベルマーレ(箱根・小田原)も含まれうる(あくまで「成り立つ」というだけでキャンペーンとして実現できるかはそれぞれのチームの事情による)。

セイレイダービー/ヤンマーダービー

セレッソ大阪との対戦。

岡山市内にヤンマーの生産拠点のひとつセイレイ工業(現・ヤンマーアグリ本社)がある事から。

マスコット

クラブはキジの「ファジ丸」をマスコットとしている。が、Jリーグは彼をマスコットと認めていない

雨の日は合羽を着てスタジアムをうろついている。最近では脚立芸を身に着けたとの話も。

PKに定評がある。

その他

ホームタウン

公称上は岡山県全域をホームタウンとして定めている。県内主要都市のファジアーノ岡山における扱いは以下の通り。

本拠地・通常練習場岡山市
発祥地倉敷市(水島)
準本拠・強化練習場津山市美作市

ウィンターキャンプ

ファジアーノの話題において外してはいけないのがウィンターキャンプ(冬キャンプ)である。

シーズンオフの冬(おおよそ2月近辺ごろ)に「チームの結束を深めるため」行われている。

サッカーチームのキャンプという事で、おおよそ宮崎県あたりに行ってヌクヌクと戦略を勉強し実施するのだろう……と思ったら大間違い

いや、そーゆーキャンプも冬キャンプの直後に行う春キャンプでやっているのだが「ファジアーノ岡山のキャンプ」として知られるのはソッチではない。

現在では「地元の山奥や海辺でチームを組みアスレチックやオリエンテーリングを行う」という、幾分大人し目のものになっているのだが、かつて行われたウィンターキャンプは格が違い、それゆえにネタ化すらし「ファジアーノと言えば(Jリーグの本戦ではなく)ウィンターキャンプ」とまで言われるレベルにまでなっていた。(……だから現在では大人し目になったのだろうとも言われるのだが)

それがどんなものかと言えば、例えば「ホワイトアウト大絶賛中の蒜山高原&大山で地獄の行軍」とか「小豆島八十八箇所(いわゆるミニ遍路)を自転車と徒歩で(通常1週間はかかる道程を)4日で周りきれ(しかもテントと自転車とキャンピング用具で総計20kgという荷物付き)というどうでしょう系ミニ遍路」とか「イキナリ無人島に放り出され、イカダを作って脱出しろ」とか、なんか野性に目覚めそう(そしてサッカーを忘れそう)なラインナップばかり。

その苛烈さは、ついに2015年3月の怒り新党にて「新・3大 ファジアーノ岡山の過酷なキャンプ」として取り上げられてしまったほど。

そして古参の選手(あるいはこの時代のファジアーノを経験した選手およびコーチ)は、この事から後々どんな辛い事に見舞われても、若手のJリーガーに対して「冬山(無人島)にくらべればマシだよ」と答えるのが定番になっているとかいないとか。

ただ、2016年シーズンよりレクエーション形式となり、さらに2019年シーズンから他チームと変わらない沖縄、宮崎で行われる普通のキャンプとなった。

ファジアーノ岡山ネクスト

トップチームで出番のない選手に実戦経験を積ませるため、2009年に創設されたリザーブチーム。同種のチームにはFC岐阜の「FC岐阜SECOND」がある。

2013年に中国サッカーリーグ優勝を果たし、JFLへ昇格。JクラブのリザーブチームがJFLへ昇格するのはジェフユナイテッド千葉の「ジェフリザーブス」以来のことである。

2016年、将来的なU-23チームのJ3参入を目的として解散が決定。

関連タグ

JリーグJ1リーグ

岡山県 岡山市 倉敷市

トマト銀行:スポンサーのひとつ。ファジアーノサポーター向けに「ファジアーノ口座」(ファジアーノデザインの通帳&キャッシュカード)を設定している。

ヴィッセル神戸:上述の通り、かつての上位チームに当たり、ファジアーノとして独立するまではヴィッセルよりの引退者・調整者を受け入れ続けていた。

カマタマーレ讃岐瀬戸内海を挟む隣県香川県のJリーグチーム。上述のように共同で瀬戸大橋ダービーを構成する。

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