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概要編集

岡山市岡南町の岡南自動車営業所内に本社を置き、路面電車2路線と路線バス貸切バス事業を運営している会社。略称、岡電。両備ホールディングス(両備グループ)傘下の主力企業であり、100%出資の子会社として和歌山県内で貴志川線を南海電気鉄道から継承し運営している和歌山電鐵がある。


路線バス事業編集

岡山駅と天満屋バスステーションを主な起終点として、岡山市の中・南部に路線を持つ。中鉄バスとの共同運行路線、両備バスJRバス中国から移管された路線もあり、一部は隣接する岡山県倉敷市にも乗り入れる(最西端は中庄駅)。

車両は三菱ふそう車が大半で、特に自社発注は三菱ふそう車ばかりである。


営業所

  • 岡南自動車営業所
  • 津高自動車営業所
  • 桑野自動車営業所(両備バスより移管)

かつては高屋自動車営業所が存在した。


行先番号の法則編集

同じ岡山市に乗り入れる両備バス・下津井電鉄は近年に系統番号を採用したが、岡電バスでは以前より行先番号を導入している。ただ、その基準は統一されていない。

岡山駅東口・天満屋バスステーション発着は上下で番号が異なる路線が多く、1桁は岡山駅東口行き・天満屋バスステーション行き・岡電高屋行きを指す(天満屋行き、岡電高屋行きは岡山駅東口を必ず経由するが、岡山駅東口行きは天満屋を経由しないものもある)。2桁は郊外方向に付けられ、1位が方面を指し、中央卸売市場方面を0として、時計回りに決められている。中には1位がアルファベットになっているものもある。

一方で岡山駅西口発着は上下共通になっている。


軌道線編集

軌間は1067mmの狭軌、直流600V電化である。

  • 東山線:岡山駅前~東山間、3.1km。
  • 清輝橋線:柳川~清輝橋間、1.6km。柳川から岡山駅前停留場へ列車が乗り入れる。

現在の運行車両編集

9200形以外は『石津式』とよばれる独特のパンタグラフが採用されている。また、3000形以外は創業年の『1910年』からの年数を基準に、車両の番号が決まっている。


3000形東武鉄道から移籍。東武時代でのデビューは1953年であり、相当古い。

9200形:低床車。MOMOの記事を参照


7000形 7100形 7200形 7300形 7400形 7500形 7600形 7700形 7900形


関連タグ編集

岡山 路面電車 Hareca(交通系ICカード) 和歌山電鐵(子会社)

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