北総鉄道7500形
北総鉄道が保有する京成3000形をベースにした車両。
詳しくは当該記事を参照。
東京都交通局7500形
老朽化の進行した8000形の置換え用として登場。元々8000形は都電全廃を見込んで耐用年数を長くても12年程度に見積もって設計しており、乗客からの評判がすこぶる悪かった。
そこで1962年に20両が日本車輌と新潟鐵工所で製造された。ちなみに都電で唯一新潟鐵工所に発注された車両である。
製造当初は全20両が青山車庫に配置され、青山車庫廃止後は10両が都電荒川線を担当する荒川車庫へ、残り10両が柳島車庫へ転属した。柳島車庫廃止後、追突事故を起こした2両を除く8両が荒川車庫へ転属し全車両が荒川線へと集結した。
当初都電は全路線廃止が見込まれたが、専用軌道区間の多い荒川線のみ存続が決定しワンマン化、車体更新、冷房化などを経て、2011年までに8800形に置き換えられて全車両が廃車された。1両が花電車に改造されたがこちらも退役。
鹿児島市交通局7500形
鹿児島市電の車両。「ユートラム III」。昭和30年代に製造した500形の置き換え用として2017年に運行開始。1000形(3車体連接)や7000形(5車体連接)に続く2車体連接の低床車。新型台車と最小クラスのモーターの使用で、今まで不可能だったWN駆動での100%超低床を実現した。ローレル賞受賞。