概要
北総7500形電車は北総鉄道が2006年から運用している鉄道車両である。京成電鉄の2代目3000形をベースにした車両で、老朽化していた北総7000形の置き換えに製造された。8両編成が3本存在する。運用区間は自社線内だけでなく直通運転を行っている京成線や都営浅草線、京急線までに及ぶ。先頭車両側面には成田空港を発着する飛行機の翼をイメージしたスリット模様が刻まれている。
車両の特徴
帯色以外はほとんどベースになった京成3000形と共通設計であり、車番のフォントも北総鉄道独自のものになっている。なお、2020年ごろから前照灯をLEDに換装しており、京成車との差異がはっきり分かれている(メイン画像は換装前)。
千葉ニュータウン鉄道9200形
同社9000形の老朽化・代替に伴い製造された。ラインカラーが水色と黄色となっている。同社在籍車両で唯一、当初より車内案内表示器にLEDを採用してた(現在は15インチのLCDに換装)。なお、この車両のみ他の同社在籍車両に貼り付けている「北総鉄道」プレートを貼り付けていない。9000形は2編成が存在したが、本形式が置き換えたのは1編成のみで、もう1編成の代替車はリース車で対応した。8両編成が1本のみの在籍。
余談
北総鉄道では7300形のうち3編成が京成電鉄からのリース車であるが、2022年現在本形式によるリース車の置き換えは計画されていない。