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概要

北総7300形は、北総鉄道が1991年から運用している鉄道車両である。同社北総線の京成高砂~新鎌ヶ谷間開業に伴う運用増に合わせて導入された。

京成3700形との違い

塗装や形式番号のフォントの違い(リース車ではこの差異をはっきり見ることができる。)、ブレーキシューの形状の差異が存在するほか、導入当初は直通運転を行っていた新京成電鉄線に対応する自社線とは方式が違う無線装置を装備していた(北総線がIR(誘導)方式なのに対し新京成線はSR(空間波)方式)。また、当時は小規模であった新京成線の電気設備に合わせるため、モーターに流す電流の量を下げる機能も備えていた。また、2020年ごろから北総鉄道では保有するすべての車両の前照灯をLEDに交換しており、本形式も交換されている。

自社発注車とリース車

本形式には自車車両と京成電鉄からのリース車両の二種が存在する。ただしほとんどがリース車であり、自社発注車は2編成しか存在しない。自社発注車は種別表示器の周りがボコっと盛り上がっている。また当初は排障器が搭載されていなかった。リース車は京成時代の編成番号の千の位を「7」に変更し、7800番台を名乗っている(案内上は7300形としているが、国土交通省の届け出には7800形とし、7300形とは別形式扱いになっている)。

なお、リース車は7808・7818・7828・7838編成と過去に4編成が存在していたが、全編成が同時に在籍していた事はなく、このうち7818編成は青砥駅で脱線事故を起こしたことにより北総鉄道からは除籍、当該の車両と余剰になった1両を廃車にして6両編成とし京成電鉄に返却された。

京成での番号北総での番号備考
3808編成(8両)7808編成2003年〜。7050形(京成3150形)の返却に伴う代替車。
3748編成(8両)7818編成2015年~2021年。7260形(京成3300形)の返却に伴う代替車。2020年に青砥駅で脱線事故を起こした後2021年6月末付で京成籍に復帰、損傷の無かった6両で再組成された(損傷した7812号車と、余剰となった7814号車はともに廃車)。
3778編成(8両)7828編成2018年〜。デジタル列車無線の導入・改修に伴う予備車として北総入りした。
3768編成(8両)7838編成2021年〜。上記の青砥駅での事故により返却された7818編成の代替リース車。

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