国鉄9000形蒸気機関車
北海道炭礦鉄道がアメリカのボールドウィン社に発注して8両を製造し、その後日本国有鉄道(国鉄)に引き継がれた蒸気機関車である。
小田急9000形
小田急電鉄が1972年から1977年までに、1978年から開始された、当時の帝都高速度交通営団千代田線相互直通運転のために導入した車両で、その前面スタイルからガイコツ電車と呼ばれていた。
千葉ニュータウン鉄道9000形(元住宅・都市整備公団2000形)
住宅・都市整備公団2000形電車は、1984年に登場。住宅・都市整備公団が千葉ニュータウン線(現・北総鉄道北総線)を開業した際に導入された通勤形電車である。その後の経緯から、現在は千葉ニュータウン鉄道9000形電車として千葉ニュータウン鉄道が所有、車両の運行・管理は登場時から北総鉄道(当時は北総開発鉄道)が行っていた。8両編成2本(16両)が製造された。
2013年に9008編成が廃車、2017年には残る9018編成が引退。
東京都交通局9000形
2007年5月27日に東京都交通局でデビューした、都電荒川線の路面電車車両。
⇒詳細は東京都交通局9000形を参照。
北大阪急行9000形
2014年4月28日より営業運転を開始。北大阪急行電鉄が保有する第三世代車両で、「ポールスターⅡ」の愛称がある。
札幌市営地下鉄9000形
札幌市営地下鉄東豊線の7000形の老朽化による置き換え用として、2015年5月8日に運行開始。将来のワンマン運転やホームドア導入に備えた。4両編成。VVVF制御の車両だが、コスト削減のため台車などは廃車された車両から流用した。
富山地方鉄道9000形
2009年12月23日にデビューした、富山地方鉄道富山都心線(環状線)用の路面電車車両でLRV車両。愛称は「CENTRAM」。車両は富山市が所有し富山地方鉄道が運用している。
2連接車両を3編成製造した。富山ライトレールとの直通運転を見越して同社のTLR0600形(→富山地鉄合併後は同社の0600形)と共通設計。車体の色は、デ9001号が白、デ9002号が銀、デ9003号が黒を基調にしている。
路面電車で初めて行先表示にフルカラーLEDを採用しているのも特徴。
西日本鉄道9000形
2016年度に製造開始、2017年にデビューした西日本鉄道(西鉄)の通勤形車両。天神大牟田線向け。川崎重工業が製造を担当し、最後まで残っていた8000形を置き換えたほか、5000形の代替も順次行っている。
岳南電車9000形
2018年11月より運行している、岳南電車(岳南鉄道)の電車。元京王5000系で、富士急行1000系(1206F)として活躍した後、岳南電車へ譲渡された。1編成のみの在籍。