概要
車両愛称はポールスターII(POLESTAR II)。
8000形の置き換えおよび2024年の千里中央〜箕面萱野間延伸開業に伴う所要本数増に対応するため、2014年から投入された。
北大阪急行電鉄では初となるステンレス車体(2000形ではスキンステンレス)、フルカラーLED式の行先表示器、ドア上部の液晶モニタ(LCD)を採用。8000形のスカート(排障器)、車内貫通路の押しボタン式自動ドア(ボタン位置は8000形とは異なり、貫通扉の外側に変更)といった設計を踏襲している。
親会社である阪急電鉄の車両に類似した木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席も引き続き採用しているが、本系列の製造元は阪急電鉄と関わった事がない近畿車輛である。
仕様変更
- 第3・4編成では外観デザインを大幅変更。また、混雑対策として座席幅を狭くし、座席中央の握り棒は廃止したうえで荷棚の先端をつかみやすい形状に変更。ドア窓は複層ガラスとなった。第4編成のみ、床材の模様を石畳柄としている。
- その後の2025年の定期検査で、第1・2編成と同じ外観に統一された。
- 延伸開業に伴う増備分である第5〜7編成は、外観デザインを第1・2編成と同じものに戻した一方で、先頭車のみにラッピングを施した状態で落成している。