概要
車両愛称はポールスターII(POLESTAR II)。
8000形の置き換えおよび2024年3月23日の千里中央〜箕面萱野間延伸開業に伴う所要本数増に対応するため2014年から投入された。
北大阪急行電鉄では初となるステンレス車体(2000形ではスキンステンレス)、フルカラーLED式の行先表示器、ドア上部の液晶モニタ(LCD)を採用した。
また、8000形と同様に親会社である阪急電鉄の車両に類似した木目調の化粧板やゴールデンオリーブ色の座席、スカート(排障器)、車内貫通路の押しボタン式自動ドア(ボタン位置は8000形とは異なり、貫通扉の外側に変更)といった特徴を受け継いでいる。
なお、北大阪急行電鉄内におけるフルカラーLED式の行先表示器自体は乗り入れ先であるOsakaMetro御堂筋線の30000系が先であるが前面・側面どちらもフルカラーであるのはこの9000形だけである。(30000系は側面が3色LED。)
仕様変更
- 第3・4編成では外観デザインを大幅変更。また、混雑対策として座席幅を狭くし、座席中央の握り棒は廃止したうえで荷棚の先端をつかみやすい形状に変更。また、ドア窓は複層ガラスとなった。
- 第4編成のみ、床材の模様を石畳柄としている。
- なお、2025年に第1・2編成と同じ外観に統一された。
- 延伸開業に伴う増備分である第5〜7編成は、外観デザインを第1・2編成と同じものに戻した一方で、先頭車のみにラッピングを施した状態で落成している。