概要
大阪市豊中市にある大阪モノレールと北大阪急行電鉄の駅である。
新大阪駅や梅田駅、難波駅方面から御堂筋線→北大阪急行電鉄を利用してモノレールで大阪空港(伊丹空港)へのアクセスが可能。地元ではせんちゅうと呼ばれている。
解説
大阪モノレール(15)
島式ホーム1面2線を有する高架駅で改札前には、以前はポプラ系列の店「生活彩花 モノウェル」が存在していたが、2015年11月のリニューアルに伴い改札前のコンビニはセブンイレブンに変更された。改札内には「モノギャラリー」があり、列車を利用せずに「モノギャラリー」の展示のみを見る場合は、係員に知らせれば無料で改札内に出入りできる。
駅の西側には引き上げ線がある。2007年春のダイヤ改正以降、彩都線直通列車のみ当駅の引き上げ線で折り返している。行楽シーズンに門真市もしくは彩都西から当駅まで運行される臨時列車もこの引き上げ線で折り返す。
北大阪急行電鉄(M08)
島式ホーム1面2線を有する地下駅。駅長が配置されている。ホームは改札階の天井まで吹き抜けになっており、改札はホームから上がったところにある。そこに飲食店が吹き抜けを取り囲むように配置されている。トイレはホーム内にある。始発から午前6時までは北改札と南改札は閉鎖され、中央改札しか利用できない。
大阪モノレールは南改札が最寄りだが、南改札の前には地上1階に上がれるエレベーターやエスカレーターは設置されておらず、中央改札横にあるエレベーターで2階に上がるのがよい。ただし車椅子やベビーカーでの利用の場合、ホームからのエレベーターは南改札にしかつながっておらず、中央改札横のエレベーターまでの移動距離が長くなる。
1970年の大阪万博へのアクセス路線として開業した北大阪急行電鉄は、会場線「万国博中央口駅」までの区間の途中、現在の中国自動車道の敷地内に仮設の「千里中央駅」を開設した。現在の千里中央駅は万博開催前には完成しており、万博終了後に会場線を廃止し、「千里中央駅」が移転して現在に至る。跡地は予定通り中国自動車道となったが、中国自動車道をまたぐ北新田橋に駅につながる階段を撤去した痕跡が残っているほか、桃山台駅から仮説駅方面へ分岐するトンネルが残っている。
- 2017年9月9日には、地下鉄と新交通システム以外では関西の私鉄で初めてのホームドアが設置された。
- 2024年3月23日には、当駅から箕面萱野駅までの区間が延伸開業、当駅は中間駅に。同日のダイヤ改正で、以前の千里中央発着列車は朝の始発を除いて箕面萱野発着へ延長運転(ダイヤの都合上、折り返し列車が設定出来ず)。
(※延伸開業後)
利用状況
大阪モノレール
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は39,201人である(令和5年度 大阪モノレール移動等円滑報告書より。
- 大阪モノレールの駅では最も利用者が多い。
北大阪急行電鉄
- 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は80,313人である(北大阪急行電鉄『2023年度 取組報告書(鉄道駅)』より。
年度別利用状況比較表
事業者名 | 大阪モノレール | 北大阪急行電鉄 |
---|---|---|
年度 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 32,573人 | 89,416人 |
2009年(平成21年)度 | 32,335人 | 85,988人 |
2010年(平成22年)度 | 32,715人 | 85,403人 |
2011年(平成23年)度 | 32,860人 | 86,677人 |
2012年(平成24年)度 | 33,891人 | 87,834人 |
2013年(平成25年)度 | 34,821人 | 91,240人 |
2014年(平成26年)度 | 36,132人 | 89,987人 |
2015年(平成27年)度 | 38,553人 | 94,148人 |
2016年(平成28年)度 | 42,773人 | 90,734人 |
2017年(平成29年)度 | 41,674人 | 89,895人 |
2018年(平成30年)度 | 41,817人 | 91,536人 |
2019年(令和元年)度 | 42,970人 | 91,157人 |
2020年(令和2年)度 | 32,482人 | 75,218人 |
2021年(令和3年)度 | 31,810人 | 72,492人 |
2022年(令和4年)度 | 36,760人 | 77,136人 |
2023年(令和5年)度 | 39,201人 | 80,313人 |