概要
CV:小野坂昌也
文化放送系列ラジオ番組『もっと!ときめきメモリアル』内の同名ステレオドラマ『もっと!ときめきメモリアル』における主人公。名前の由来は「主人公の高見の見物」
(なおゲーム本編での名前は任意に設定可能であり、いわゆるデフォルトネーム(例1,例2)として出現するわけではない。)
ゲーム版主人公の立場に当たり、幼馴染で憧れの藤崎詩織と恋人同士になることを目標とする。
容姿は本編主人公のSDキャラをそのままリアル頭身にしたような(あるいは前髪で隠れていた目があらわになった)、童顔気味で制服は着崩さないさわやか好青年である。
……なのだが、口を開けばかなりのお調子者で、小野坂昌也の熱演(一人芝居という名の妄想)やおそらくアドリブの暴走もあって相当な個性的キャラとなっている。まさしく公式が病気である。
親友の早乙女好雄とは漫才コンビとも言える間柄。その他、毎回のように詩織との妙な妄想をするのが名物となった。
悪人では無いが、詩織以外の女の子を意識したり振り回されたりする場面も見られる。
ときメモ主人公らしくその他のステータス的な設定に際立ったものは無いが、劇中のやり取りや台詞から、映画はアクションよりもラブロマンスを好み、旧CDドラマの主人公芹澤勝馬よりも運動能力では劣る模様。
よもやま
ときメモの二次創作やプレイ動画で主人公に名前を付ける場合、特段の理由が無ければ本キャラクターへの思い入れ如何で『高見公人』か『主人 公(ぬしびとこう)』に分かれることは多い。
小野坂昌也は後にゲームでもドラマシリーズVol.1虹色の青春のサッカー部コーチ役を担当(初代ときめきメモリアルでは小野坂は声をあてていない)、ラジオドラマ版では詩織のことを意識している節がある。
また、同Vol.2彩のラブソングガイドブック(NTT出版)の出演者インタビューによると、本来声をあてる必要のない主人公役を担当していた人物がいた事が記載されている。正体は明かされていないが、これは収録をスムーズかつ、ヒロイン役が演技しやすくする為のアシスト目的での担当だったという。小野坂昌也はVol.1までときメモに関わっており、声こそ収録されずとも現場で主人公役もやっていた可能性はある。
小説版では、主人公に当たる人物として『高見公人』の名前をもじった『高野直也』が登場。公人のようなお調子者ではなく大人しい性格。
その他、公人を皮切りに公式外伝の主人公名には『公』の字が充てられることがあり、ときメモ2のCDドラマでは『渡瀬公一』、ときメモ3の小説版では『坂井知公』が登場した。