概要
Nintendo Switchのロンチータイトルで、ハドソンが2012年にコナミに吸収合併されて以降家庭用ゲーム機で初めて発売となるタイトル。2017年で生誕33周年記念作品でもある(ハドソンの公式見解に基づいたシリーズの年数とはズレが生じており、ハドソンの公式見解に基づくと2017年はシリーズ32周年の年になる)。2018年6月14日にPlayStation 4、Xbox One、Steam版が発売。
世界累計売上は100万以上を記録。コナミは本作のヒットを契機にハドソンIPの開発を強めていく事になる。
そして、2021年5月27日には『スーパーボンバーマンR オンライン』が無料配信された。こちらは最大64人の同時対戦が可能だったが2022年12月1日にサービス終了となる。
ボンバーマンシリーズ40周年の年となる2023年9月14日には続編となる『スーパーボンバーマンR2』が発売。
ストーリー
スーパーボンバーマンR
ある日のボンバー星。
ボンバーマン八兄弟の長男・白ボンが他の兄弟7人をトレーニングに呼ぼうとするが、自由奔放な兄弟たちはみんな好き勝手ばかり。
そんな兄弟に白ボンがあきれていると突如通信が入り、闇の帝王バグラーが宇宙征服を宣言する。
ヤミヤミ星系の5大惑星を占領し、残りの惑星に対しても警告・降伏を迫るバグラー。
野望を阻止するには、バグラーの忠実な下僕である凶悪ボンバー五人衆を倒すしかない。
白ボンは兄弟たちをムリヤリ宇宙船に詰め込み、宇宙を救うために出動するのだった。
スーパーボンバーマンR2
バグラー軍団との戦いから数ヶ月後経ったある日。
突如各地の惑星に黒い月と呼ばれる謎の物体が現れ街の破壊を繰り返す謎の事件が頻発。その黒い月を追っていた白ボン達八兄弟はその途上でハルカナ星系のフルビタスターの遺跡で謎の生命体・エルオンに出会う。だがそのエルオンとエルオナイトと呼ばれる宝石を狙う謎の存在が現れるのだった……
ゲームモード
ストーリーモード
使用可能なキャラクターから1人を選択し、バグラーの宇宙征服の野望を打ち砕く為に戦う。2人同時プレイも可能。
1面に付き10ステージ用意されており、「敵の全滅」や「スイッチを踏め!」などのクリア条件の付いた様々な課題をこなし9ステージ目に待ち構える凶悪ボンバーとの直接対決、そして10ステージで凶悪ボンバーが操る巨大ボスと戦いに勝利すればクリアとなる。
全5面50ステージで、全てをクリア出来ればいよいよバグラーとの決戦となる。
さらに2.0では、全クリすると…
バトルモード
最大8人による対戦モードで、最後の1人となったプレイヤーが勝者となる。
ローカル対戦だけでなくインターネットでの対戦も可能。
敗退したプレイヤーは場外から爆弾を投げる「みそボン」として参加でき、みそボンで他のプレイヤーを撃破した場合、その場で入れ替わるシステムも搭載されている。
グランプリ
チームバトル。1ラウンドの時間は3分固定で2ラウンド行われ、ラウンドが変わる際にチームの開始位置はチェンジされる。また、ミスをしても一定時間で復活できるばかりかアイテムを落とさないのが特徴。
ルールはステージにあるクリスタルを集めて得点を競う「クリスタル」や、相手チームを倒して得点を競う「ベーシックボンバー」などの4つのルールから選ぶことができる。
登場人物
ボンバーマン八兄弟
長男。真面目で苦労人なお兄さん。
次男。ちょっぴり痛いナルシストと今までのボンバーマンシリーズの黒ボンとは性格が変わっている。
(画像中央がピンクボン。)
長女。超絶お節介な元気娘。
三男。一日の殆どを寝て過ごしているがインテリ並みの頭脳の持ち主。
(画像右が赤ボン)
四男。血の気と火の気が多すぎな熱血漢。
白ボンを慕っているのだがOPの最後では白ボンに無理やり宇宙船に乗せられていた(性格的に彼は無理やりじゃなくても乗ってくれるはずなのだが…)。
五男。いつでも陽気なムードメーカー。
次女。優しくおしとやかなお嬢様タイプで争いごとを好まない平和主義者だが、一度キレると手がつけられないほど怖い。
(画像右)
六男で末っ子。可愛いみんなのマスコットだが、その無垢な笑顔の裏にはけっこう緻密で腹黒い一面がある。
バグラー一味&凶悪ボンバー五人衆
一味のリーダーで今回の事件の黒幕。部下の凶悪ボンバー五人衆とともに全宇宙の破滅を目論む。
凶悪ボンバー五人衆
五人衆の一人。マグマグスターのボス。
強力な磁力を操るが子供扱いされるとキレる。なお、中の人は「ボンバーマンジェッターズ」のガング役として演じたことがある。
五人衆の一人。モリモリスターのボス。
並外れた巨体と怪力の持ち主。こちらも中の人は「ボンバーマンジェッターズ」のボンゴ役を演じたことがある。
ちなみに、プレイヤーキャラクターとしては、アーマー無しの姿での登場。
五人衆の一人でメンバーのブレイン。キラキラスターのボス。過去作のブレインボンバーに該当する。中の人は「ボンバーマンジェッターズ」の情報屋のバード星人・ナイトリーを演じたことがある他、ストーリーモード本編に流れるムービーのナレーションも兼任している。
五人衆の紅一点。ララララスターのボス。
毒舌・ワガママ・高飛車と、三拍子そろった女王様キャラ。お色気攻撃で敵を悩殺することが得意。壊滅的な音痴だが本人は得意なつもりでいる。
過去作のプリティボンバーに該当するが実は…?
五人衆のリーダー。ポイポイスターのボス。敵ながら卑劣な手段を好まず、正々堂々とした戦いを好む。
アップデート追加キャラクター
2017年6月29日のアップデートで新キャラクターが3名追加された。また、2017年11月15日のアップデートでさらに新キャラクターが10名程追加された。
- ビックバイパーボンバー(声:不明)
グラディウス星出身。グラディウス宇宙空軍のエースとして日夜バクテリアン軍と戦う超時空戦闘ボンバーマン。モチーフは「グラディウスシリーズ」に登場する超時空戦闘機「ビックバイパー」。
特殊技のスピードアップは壁にぶつかるまで一直線にダッシュ出来、ダッシュ中にボムを設置することも可能。
- シモンベルモンドボンバー(声:不明)
ドラキュラ星出身。聖なるムチ「ヴァンパイアキラー」を受け継ぐベルモンド一族の一人で、一族の宿敵・ドラキュラボンバーを滅ぼすために悪魔城の怪物と戦い続けているヴァンパイアハンター。モチーフは「悪魔城ドラキュラ」の主人公「シモン・ベルモンド」。
特殊技のヴァンパイアキラーは近距離のボンバーマンとボムをムチで引き寄せる事が出来る。これを利用してボムの爆風へ引き寄せる事も可能。
- ピラミッドヘッドボンバー(声:不明)
サイレントヒル星の廃墟を徘徊している謎のボンバーマン。不死身の肉体と凄まじい怪力を持ち、身の丈程もある大鉈を引きずりながら現れる。モチーフは「サイレントヒル2」のボス「レッドピラミッドシング」。
特殊技の大鉈はオーラを纏い一時的に移動速度が下がる代わりに特殊技発動中に接触したボンバーマンを一撃で倒すことが出来る。
Ver2.0追加のキャラクターは当公式サイトの下記URLを参考にしてほしい。
関連動画
オープニングムービー
プロモーションムービー
プロモーションムービー第2弾
プロモーションムービー(PS4,Xbox one,Steam版)
スーパーボンバーマンR オンライン