概要
1997年2月28日に発売されたゲーム。スーパーファミコンで発売されたスーパーボンバーマンシリーズとしては最後の作品となる。
ノーマルゲームは時空帝王テロリンとテロリンによって脱獄させられて手下になった凶悪犯である凶悪ボンバー軍団達と戦っていく。
バトルモードでは、今作から「みそボンドッジシステム」を採用され、4人以上のみでありルール設定でみそボンの参加を「スーパー」に設定すると、みそボン状態の時に生存中の他プレイヤーを自分の爆弾で倒せば、入れ替わり形式で復帰できる(能力は初期状態になる)というもの。このシステムで逆転できるようになり熱いバトルが繰り広げられるようになる。
「プレッシャーブロック」のパターンも、今回は埋めるパターンが変化する「ランダムサドンデス」も登場している。また、バトルゲームのモードの一種であるコンフィグバトルモードが追加され、名前・キャラクター・色を設定可能で、ポイントを消費して初期装備のアイテムを設定して自分だけのボンバーマンが作れるようになる。
ノーマルモード
『スーパーボンバーマン』シリーズの最終作ということもあり、過去の作品を追体験できるよう、ゾーン4までのステージは今までのスパボンシリーズのものを流用しており、一部の敵キャラも再登場している。ただしゲームとしての仕様は今作のものに変更されており、同じデザインでも特徴が異なる敵や仕掛けも多い。
ボスは基本的にボンバーマン系統なので、ラスボス以外のボスは基本的に接触してもダメージを受けない。
ゾーン1
舞台は『スーパーボンバーマン』がベース。BGMは同作のワールド1(ピースタウン)に使用されていた曲をアレンジしたもの。最初のゾーンというか元となっているものがまったく仕掛けがないため、それをほぼそのまま取り入れたこのゾーンは基本的な地形で構成されたエリアが多い。最初のゾーンだけあって、このゾーンの難易度に合わせて大幅に弱体化している敵キャラが多い。HPが8つあり爆風を盾で防御するヨロイスは大幅に弱体化したものの、体力が4つあるため、倒すのは容易とはいい難い。
スパボンのワールド1の1-3~1-5のステージとワールド4-6に当たるエリアは登場しない。
再登場する雑魚敵
プロペン、バクダ、センシャン、キエルン、パクパ、キンカル、ヨロイス、ケイビン
登場ボス
ゾーン2
舞台は『スーパーボンバーマン2』がベース。BGMは同作のワールド1(古城)に使用されていた曲をアレンジしたもの。このゾーンから派手な仕掛けが登場するようになった。スパボン2のワールド5に当たるエリアは登場しない。
再登場する雑魚敵
マグネヘル、Mr.モアイ、ファイバー、ジッポー、ペタン、ネムネム、ロボダッシュ、ビビン
登場ボス
ゾーン3
舞台は『スーパーボンバーマン3』がベース。BGMは同作のワールド2(アチアチスター)に使用されていた曲をアレンジしたもの。厄介な仕掛けも増え、攻撃的な特技を使う敵も増えるようになった。ちなみにこのゾーンのボスである海賊ボンバーは最初からワルーイに乗っている。また、このゾーンのボスステージから端に落ちると即死する仕掛けも登場し、ステージも少し狭くなっている。
再登場する雑魚敵
ドラゴンフライ、グレイン、クラゲダール、マタンゴ、ピグミン、コロポックル、メカダッシュ、メカロボイド
登場ボス
ゾーン4
舞台は『スーパーボンバーマン4』がベース。BGMは同作のワールド5(亜空間)のエリア1-3に使用されていた曲をアレンジしたもの。『4』で倒すと乗り物になった敵キャラクターは一切登場しない。また、スパボン5のワールド5に当たるエリアは全てボスステージであったため、登場しない。
このゾーンの各ボスエリアで登場するローギアンは今作オリジナルの敵キャラで3体ずつ登場する。また、3人ともワルーイに乗っており、十字ダクトの仕掛け登場している。
再登場する雑魚敵
小魔人、原人ウッホ、ちび丸(赤・青・緑)、ミサイルマン、スカンプー、ペッタン、ドロンパ、エスパー
登場ボス
ゾーン5
最終ゾーン。エリア数は他のゾーンの倍(30エリア)となる。このゾーンは本作オリジナルで、敵・仕掛けとも初登場の物がほとんど。
ラスボスのステージは端に落ちると即死する仕掛けもあるが、ゾーン3〜4のボスステージと比べると広くなっている。
登場ボス
ジリリンガー→ベルローラー→テロリン
※テロリンはバッドエンドルートだと戦わない。
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