データ
初出 | 第4世代 |
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タイプ | ノーマル |
分類 | 物理 |
威力 | 50(第4世代のみ)→30(第5世代以降) |
命中率 | 100 |
PP | 10 |
範囲 | 1匹選択 |
直接攻撃 | × |
効果 | 「まもる」系統の技を使用した相手にも攻撃でき、相手の守り効果を解除させる。 攻撃優先度+2 |
備考 | 第4世代のみ、相手が守りの体制に入っていないと失敗する。 |
概要
第4世代から存在する技。
当初は「まもる」や「みきり」といった自分を守る技を相手が使用していないと失敗してしまうため使いにくかった。
第5世代からは威力が30に下がった代わりに相手が守っていなくても攻撃が成功するようになった。
優先度は「しんそく」と並ぶ+2であるものの威力は「でんこうせっか」以下であり、「まもる」などを狙って使うより「きあいのタスキ」対策やHPの少ないポケモンを確実に仕留めるなどの用法が多い。
また相手の「ふいうち」にも先制できるため無力化させることができる。
先制技では珍しい非接触技であるのもポイント。さめはだやゴツゴツメットなどで相打ちにならずに済む。どう見ても触っているようにしか見えないのは気のせいだ。
もっとも、相手の防御位置の打点をずらしたり、相手の防御タイミングをずらして当てるという意味では非接触…だろうか?
先制技を防げる「ファストガード」を崩せる唯一の先制技でもある。
また、相手が「ワイドガード」「ファストガード」「トリックガード」といった全体に効果のある技を使った場合、使用者以外に当てても全体の守りが解除される。
範囲攻撃や先制攻撃を使う側も使われる側もよく覚えておきたい。
また、「まもる」などを失敗させるわけではなく成功したものを解除する(つまり技が成功した扱い)効果である為、解除された相手は次のターンこれらの技を失敗しやすくなる。
ただし「ファストガード」「ワイドガード」「トリックガード」は連続で使っても失敗しない為、これらに対して「フェイント」を連続で使うべきかどうかは悩ましい。
なお、上記2つの仕様は「シャドーダイブ」「ゴーストダイブ」にも共通している。
第6世代で登場したメガカイロスが使う「フェイント」は30×タイプ一致×スカイスキン補正で58.5と、中々の威力が出せる先制技となり、またゴーストタイプにも効果がある。
ただしメガカイロスは「でんこうせっか」も使用できる。威力をとるか、高優先度・まもる無効をとるか、どちらを優先するかはプレイヤーのスタイル次第になるだろう。
どちらかと言えば、飛行技の優先度を+1する特性「はやてのつばさ」に優先度で勝る「フェイント」の方が有力とされている。
ポケモンカードゲームでは
相手の抵抗力を無視してダメージを与えられるワザ。
使用者はリオル・ルカリオ・コジョンド等闘タイプのポケモンがほとんどだが、四天王(ゴヨウ)のエルレイドのみ超タイプとしてこのワザを使える。
アニポケでは
DP編でコウヘイのヘラクロスが使用。シンジのエレキッドが発動した「まもる」を無効化し、シンジを驚かせた。
関連項目
フェイント(曖昧さ回避)