「ポケモンとの 友情は あわてず さわがず じっくりとな」
概要
「ポケットモンスターXY」に登場する「ヒヨクシティジム」のジムリーダー。
本作での4人目のジムリーダーにあたる。くさタイプの使い手。
カロスジムリーダーの中ではかなり年配であり、ウルップと同じかそれ以上と思われる。
ジム内ではツタを登ったり横に移動したりして進んでいき、一番上に行くと彼と戦うことが出来る。
キャッチコピーは「今なお 花を 咲かせる 老樹」
ジム戦に勝利するとプラントバッジとわざマシン86「くさむすび」をもらえる。
名前の由来は「フクジュソウ(福寿草)」からきていると思われる。
また、ジムの彼がいる部屋にはたくさんの本があるため、読書家とも思われる。
お茶が大好きで、原産地まで茶葉を採りに行くとのこと。
容姿
ハンチング帽をかぶっており、庭師のような恰好をしている白髭の爺さん。
また、手には園芸用の巨大なハサミを持っている。ハサミは30年間手入れしているとのこと。
常に笑みを湛えており、ゲーム内のテレビ番組では「癒し系」と評される。
手持ちポケモン
タイプ相性も今までとほとんど変わらない上にエースポケモンのゴーゴートは単くさタイプであるため、恐らく(いろいろな意味で)今作で最も攻略が簡単なジムリーダー。しかし、だからといって油断は出来ない。
まず、ワタッコはやどりぎのタネやアクロバットを覚えており、ウツドンはくさタイプの真骨頂である補助技をたくさん持っており、ゴーゴートはじならしを覚えている。
そのため、サブウエポン的技によって本来は弱点であるどくタイプやむしタイプでもアポーンとなる可能性がある。
更に全員くさむすびを覚えているため、うかつに重いポケモンは出せない。
- ワタッコ♂Lv40
- ウツボット♂Lv50
- ゴーゴート(切り札)♂Lv40(再戦時は50)
ワタッコは初戦、ウツボットは再戦時に使用する。
戦い方は同様であるが、ゴーゴートはじしんとワイルドボルトも覚えているので、弱点であるほのお、どく、ひこうでも油断ならない。
アニポケ
CV:稲葉実
ゲームでは目立った活躍は特になかったが、ヒヨクシティへ向かう途中の牧場を管理し町の住民やジョーイさんに頼りにされている。また暴走したバニリッチ・バイバニラをいつも通り体を張って説得しようとするサトシに対し「全く何をしている。死にたいのか!」と言い放つなど少々厳しい態度をとることもある(相手がマサラ人という点を除けば、正論である)。
ゴーゴートの言葉を理解する事が出来、ポケモンとの仲も非常に良い。
ジムリーダーとして立派な人物であり、ジム戦前、バトルを急ぎたがるサトシに対し「目の前にあるものだけにとらわれていると、大切なものが見えなくなる」「落ち着いて じっくり観察すれば大切なものが見えてくる」とアドバイス。
サトシはフクジとのバトルで追い詰められるが、このアドバイスを思い出して見事勝利することが出来た。
ジム戦後、ヒヨクシティのお祭りの準備をしており、サトシ達に祭りの謂れを教えた。
アニポケ手持ち@晴れパ
ジムでの手持ちはゲーム本編と同じだが、にほんばれにより素早さを上げてかわせ!の成功率を上昇させている。
防御能力が高いワタッコ、アクロバティックで毒攻撃とくさむすびをするウツドン、マジカルリーフのような嵐を連想させるはっぱカッターを繰り出すゴーゴートと技が多彩である。
・ワタッコ@ようりょくそ
コットンガード/にほんばれ
・ウツドン@ようりょくそ
どくのこな/はっぱカッター/たたきつける/くさむすび
・ゴーゴート
つるのムチ/はっぱカッター/やどりぎのタネ/ウッドホーン
ポケモンマスターズ
CV:中博史
星3レアリティのバディーズとして登場。パートナーは切り札であるゴーゴートではなくウツドンとなっている。今回は同じくさタイプジムリーダーとしてナタネとの絡みがある。曰く、フクジはナタネの憧れらしい。
「ねむりごな」による催眠を得意とするテクニカルで、相手の攻撃を防ぎ、かつバディーズわざ発動までの行動を遅延させることが可能。
トレーナー技「老いてなお花咲く」は自らのこうげきを2段階上げつつ回復付帯状態になれる技で、回復手段を持つ分同じ役割のキクコ&ゲンガーよりは場持ちがいい。
問題なのが攻撃技は「タネマシンガン」のみであること。
「タネマシンガン」の威力は単発で18と低く、安定して4〜5発当てる手段もないためどうしても攻撃面は貧弱。
加えて攻撃後に相手のぼうぎょを下げることがある「攻撃時防御ダウン2」というパッシブスキル自体はそこそこ優秀ではあるものの、このスキルが攻撃として判定するのは連続技の最初の1発であるため複数回当たったところでぼうぎょを下げられる確率が上がったり、当たった分だけ下げられたりはしない。
また、相手全体をねむり状態にできるセレナ&マフォクシーの登場後はこぞってそちらが採用され、その影に隠れる形となった。
また、セレナが暴れすぎたことで近年の高難易度ステージで催眠が露骨なまでに対策されたことや、現状のメインコンテンツの一つであるチャンピオンバトル・エリートモードではどく・もうどく状態の相手の火力を削ぎ落としながら粘り勝ちを狙う毒殺戦法でも使わない限りは「状態異常無効」のオプションをとることが一般的になったため活躍の場が少なくなっている。
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