ランドウ(アニポケ)
らんどう
「立場が違えば見える者も違う 親と子供 人とポケモン」
「あの子らは違う立場でももう見ることが出来るかのう」
フリード博士率いる『ライジングボルテッカーズ』メンバーのひとり。
一見、仙人やジジーロンと見間違える容姿をした、緑の衣服を纏った老人。フリードやドットなどからは「じっちゃん」、マードックからは「じいさん」と呼ばれている。
釣りが好きなようで、釣竿を所有しよく釣りをしている。コイキングやサシカマスといった魚が釣れる事もあれば、時にはペリッパーを釣れてしまったり、長靴だったりする事がある。明言されていないが、メンバーの食糧確保の為に釣りをする事もあるようだ。
14話では飛べないカイデンの為にロイに貸してあげたりしている。
船内のクワッスには懐かれており、本来のトレーナーと離れて彼の元にいる事もしばしば。
船内での役割は不明。他のメンバーと行動をするのは皆無に等しく、船内の何処かで釣りをし、誰もいない厨房で調理しているだけであり、口数も極端に少なく、メンバーで最も謎めいた存在。だが、たまに物事の核心に迫るような格言を残す。
一方で寒いギャグを言ったりするお茶目なところもある(直後に船内のユキワラシにこごえるかぜを受けたが)。
総じて昼行燈な雰囲気が強いが、やる時はやる様で、6話では船に仕掛けられた探知機を発見しクワッスに破壊させたり、12話で山火事により甚大な被害を受けたオリーヴァの森を回復させ、しろいきりで迷うアサギ号の操舵を操り回避行動に出る。本気を見せた行動では普段と異なり緩い眉から鋭い眼光を覗かせる。
本来の職業は映画俳優で、故郷であるアサギシティを中心に『ギンジロウ』名義で活動。劇場版『VSサメハダー』シリーズで有名になったものの、時代の流れにはついて行けず、一線を退く事になる。
フリードとは長い付き合いで、元々は自分の釣り船だった「アサギ号」を譲渡し、オリオによってブレイブアサギ号へと改修してもらう。
実は裏の顔として世界の海を守るヒーロー、「マイティG」として活動。
変身すると筋骨隆々の体が顕になり、言動もヒロイックになる。ついでに画風も違う。また、ヒーローポケモンのイルカマンとも交流がある。
マイティGの時のみに使用するポケモンとしてサメハダーがいる(ダイブボール入り)が、彼も俳優ポケモンとして活動していた。
42話でイルカマンの助太刀として初登場してからは、リコ・ロイはマイティG = ランドウという事は全く気づいていない(ニャオハは気づいてるかもしれないが)。
誇張表現や妄想の発言の多いライジングボルテッカーズの元メンバーであるソーダヨが的を得た情報をリコロイドットに伝えていたものの、マードックやオリオの情報がほぼデタラメだった事もあってリコロイドットは信じていなかった。
77話では壮年期にギンジロウという芸名でサメハダー相手に活躍するヒーローとしていくつもの映画を出していたことが判明。
レックウザライジング編のED『ピッカーン!』ではシルエットのみ登場している。