曖昧さ回避
スズメガの「ベニスズメ」
鱗翅目スズメガ科ホウジャク亜科Deilephila属の大型のスズメガの一種。
ユーラシア大陸に広く分布し、日本では5月から7月にかけて成虫を見ることができる。
成虫の体色はカーキ色だが、翅の縁、胸部、腹部の裏側の紅色が目立つ。夕暮れや明け方に活動し、花の蜜を吸う。
幼虫は褐色で大型の芋虫で、天敵の鳥を驚かすため蛇の目のような模様がついている。食草はオオマツヨイグサやホウセンカなど。
小鳥の「ベニスズメ」
スズメ目カエデチョウ科ベニスズメ属の小鳥の一種。和名の紅雀は中国名の紅梅花雀に由来する。
オスは頭部と嘴、胴体が赤く、翼と尾は暗褐色で、体側や翼に白い斑点があり、美しい声でさえずる。メスは背中が暗褐色、腹側はクリーム色で嘴が赤い。