概要
ホウジャク亜科(Macroglossinae)は、スズメガ科の亜科のひとつ。日本では43種が記録されている。
ホウジャクやオオスカシバ、イブキスズメなどの昼行性グループとセスジスズメやベニスズメ、コスズメなどの夜行性グループがいるが昼行性・夜行性で系統的に纏まっている訳ではなく、昼行性種は様々な夜行性グループからそれぞれ独立して昼行性を獲得したと考えられている。
飛行能力は昆虫界トップクラスで、ブンブンと羽音を鳴らしながら超高速で飛び周り、空中での急停止や急発進、急旋回もお手の物。暑い日には飛びながら池や川に飛び込んで水遊びをすることも。
成虫は花の蜜を吸うための長い口吻が発達しており、ホバリングしながら蜜を吸う。
昼行性のホウジャクやオオスカシバの仲間には腹部先端に可動式の毛束があり、空中での姿勢制御に役立つと考えられている。
毛束がある昼行性種は国内外から空飛ぶエビフライ(またはエビ)と呼ばれ親しまれている。
かわいい。
日本で見られる種の一覧
Hemaris属
オオスカシバ属
トモエスズメ属
Ampelophaga属
Acosmeryx属
Neogurelca属
ホウジャク属
- ヒメクロホウジャク
- オキナワクロホウジャク
- オキナワネグロホウジャク
- フリッツェホウジャク
- イチモンジホウジャク
- シロオビホウジャク
- チビホウジャク
- オキナワホウジャク
- オビホウジャク
- ホシホウジャク
- クロホウジャク
- クロオビホウジャク
- ホウジャク
Hyles属
Deilephila属
シタベニスズメ属
コスズメ属
Pergesa属
Rhagastis属