概要
和名 | ベニスズメ |
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英名 | Elephant Hawk-moth |
学名 | Deilephila elpenor |
分類 | 鱗翅目 カイコガ上科 スズメガ科 ホウジャク亜科 Deilephila属 |
開翅長 | 5.5~6.5cm |
分布域 | 日本(北海道、本州、四国、九州、南西諸島)・朝鮮半島・中国・インド北部、ロシア、ヨーロッパ |
幼虫の食草 | 「アカバナ科」(マツヨイグサ、ヒルザキツキミソウ、ユウゲショウ、フクシア、ヤナギラン、チョウジタデなど)、「ツリフネソウ科」(ツリフネソウ、ホウセンカなど)、「ミソハギ科」(ミソハギ、エゾミソハギなど)、「アカネ科」(カワラマツバなど)、「ブドウ科」(ノブドウなど)、「アブラナ科」(スカシタゴボウなど)「マメ科」(シロツメクサなど)「サトイモ科」(テンナンショウ、マムシグサ、ウラシマソウ、サトイモなど) |
越冬態 | 蛹 |
成虫の発生期 | 4~5・8~9月/年二化性 |
スズメガの一種。スズメガの中でもトップクラスの美しい翅を持つ。
ユーラシア大陸に広く分布し、日本では4月から9月にかけて成虫を見ることができる。
成虫の体色はカーキ色だが、翅の縁、胸部、腹部の裏側の紅色が目立つ。夕暮れや明け方に活動し、夜に咲く花の蜜や樹液をホバリングしながら吸う。
幼虫は褐色で大型の芋虫で、天敵の鳥を驚かすため蛇の目のような模様がついている。食草はオオマツヨイグサやホウセンカなど。
灯火によく飛来する。