技のデータ
初出 | 第7世代 |
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タイプ | ノーマル |
威力 | 90→120(8世代以降) |
命中 | 100 |
PP | 10 |
分類 | 物理 |
直接攻撃 | ○ |
範囲 | 単体 |
効果 | メモリを持たせていると、持たせたメモリに合わせてわざのタイプが変わる。 |
英語名 | Multi-Attack |
概要
第7世代から登場するノーマルタイプ技の1つ。
習得できるのは現時点でシルヴァディのみ。
「~メモリ」という専用の持ち物を持たせることによりタイプを自在に変えることができる。
シルヴァディは専用の特性「ARシステム」によって自身のタイプも変わるため、使う時は必ずタイプ一致となる。メモリを持たせなければノーマルタイプのままだが、シルヴァディもまたノーマルタイプのままなので結局タイプは一致した状態で繰り出せる。
類似の技に、アルセウスの専用技「さばきのつぶて」があるが、向こうは非接触の特殊攻撃であり、威力もマルチアタックより10高い(第7世代時点)。また、対応するどうぐはメモリではなくプレートである。
また第8世代で威力がさばきのつぶてよりも20高い120に上昇(まぁあちらはプレートで威力が1.2倍になるので実質の威力は同等なのだが)し、これでようやく自分の専用技を活かせるようになった。テクノバスターと似た救済になる。
メモリの有無を抜きにしても、「威力120・命中100でデメリットのない一致技」というだけで十分に強力である。
ダイマックスわざにすると、メモリを持たせない場合はダイアタックに、メモリを持たせていると対応タイプのダイマックスわざに変化する。
しかし、元の威力が120なので本来ならダイナックル・ダイアシッドは威力95、他は威力140になるところが、全タイプ一律で威力95に設定されてしまっているのが難点。
このため、ダイマックス前提ならマルチアタック以外の各タイプの技を持たせておいた方が威力は高くなる。
例:ファイヤーメモリを持たせたマルチアタックよりも、ほのおのキバ(威力65)の方がダイバーンの威力は上(それぞれ95と120)。