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(※)当記事は解説の都合上、全ての項目に漫画「金色のガッシュ!!2」第21話までのネタバレが含まれます。

単行本派かつネタバレを避けたい方はブラウザバックを推奨いたします。











「これだけの破壊と絶望を植えつけたのでしたら」

「残った者は抵抗はおろか我々の足音にも怯え逃げまどう者ばかりでしょう」

「生きる希望すら持てないと思います」


概要

『カード』とは、漫画「金色のガッシュ!!2」に登場する謎の敵性生物、及びそれらで結成された組織を指す言葉である(※)。


(※)一応、第21話時点では「組織名」として『カード』が用いられてはいないのだが、総称として用いても特に問題はないと思われるので、当記事ではそのように定義する。


作中における「魔物狩り」とほぼ同義。


本拠地の城を構えている場所は、アシュロン曰く「魔界で一番北の大地」であるジエラド


新王であるガッシュが治める魔界を突如襲撃し、彼らからを奪い取り、残った魔物達を『狩り』と称して容赦無く攻撃している(詳細こそ不明なものの、第3話におけるゼリィの回想では山よりも大きい竜のような怪物が術の力を「紋章」のように具現化させて魔界中から吸い上げていた)。


特徴

まず結論から先に述べると、『カード』は前作に登場していた「魔界に住む魔物達」とは全く別の存在であり、その正体は過去に死んだ者達の魂がベリエルによって蘇生され、新たな肉体や力を与えられたというものである。

このような扱いを受けているためか、前王ダウワンも「本来ならば成仏せねばならぬ魂が閉じ込められて戦わされている」とガッシュに話し、バリーも「死人にオレの仲間達はやられていたのか?」と怒りを滲ませていた。


現にギルは「生前は人間であった」事をガッシュ達に暴露し、レビー・ジンクは過去の姿が現在よりも成長しており、一度死んで全く別の存在になった事が示唆されていた。


蘇生方法、及び縛り

そして第16話の回想シーンにて、ベリエルは回収した魂に対して「もう一度〇〇したいなら生かしてやる」という個別の問いかけをし、それに応じた者を蘇生させるという手段を踏んでいることが明らかになった(判明している問いかけは「構成員」の項目に記載。生前の未練につけ込んでいる模様)。


また、同話にてバリーが元アギレラ国の戦士貴族たる『カード』を尋問した際、「アギレラ国」という人間界にも魔界にも存在しない国の名前が出ているため、単に「死亡した『人間』の魂のみを蘇生させている」わけでもない模様。


この謎についてはまだ作中で明かされていないものの、ファンの間では、

  • 1:バリーを初めとした現代を生きる魔物達が知らず、文献にも残されていないほど過去の魔界
  • 2:上記の2つとはまた異なる、人間界とも魔界とも違う複数の平行世界
  • 3:作中の人間界において過去に存在していた国
    • 一応、前作でも(ほとんどがギャグ寄りのキャラではあるが)馬場杏杏やMJ12といった明らかに超人的な人間が多数登場しているため、現実の人間界とは違う独自の国や特殊な人種が過去に存在していても不思議ではない……かもしれない。

等、複数の世界が絡んでいるのでは?と考察されている。


事実、第9話におけるレビーの回想シーン(=生前)は、作者の雷句先生が連載していた別作品「どうぶつの国」の世界観を思わせるものとなっており、ファンからも関連性を考察されている。


そして上述の「問いかけに応じる」という行為がある種の契約(縛り)になっているのか、作中ではベリエルが遠隔地からテレパシーのように指示を出す部下達を強制的に帰還させる遠隔から死亡させる等の対処をしているため、『カード』として蘇った者達は常に命をベリエルに握られているも同義となる。


活動内容

基本的な情報

構成員達はベリエルからの指示を受け、指定された対象を抹殺するために行動を開始する。


魔界での活動が描かれたのはガンサーのみなので詳細は不明だが、人間界で「魔物狩り」をしているメンバーは、必ず二人一組(もしくはそれ以上)の複数人で行動しているのが確認できる。

現状登場している全ての『カード』は、前衛役(身体能力に優れた者)+サポート役(魔術師的な立場の者)という組み合わせになっている。前衛となるカード達は基礎的な戦闘能力が高く、何らかの能力を有している者もいる。


ペアの片方が「4本の瓶が入ったケース」を所持、または支給されており、状況に応じた術を扱って対象を追い詰めていく。

術が使えない魔物達にとっては、カードの前衛が持つ戦闘能力に奪われた術のサポートが加わることは文字通りの「脅威」となるが、心の力で術を行使している訳では無い為か、術の性能には限界が見られる。

尚、術に関しては、

  • 1:前作でも登場した術(ガッシュのラシルドやティオのサイフォジオ等)。
  • 2:下位術のためおそらく前作の時点で修得していたが、単に使う機会が無かったと思われるもの(ファンゴのガデュウガ、アースのリゴウ・ソルド等)。
  • 3:明らかな上位術のため、前作の時点で修得していたのか不明なもの(ゾフィスのギガノ・ラ・バ・デラドム、ギャロンのギラドム・バスカード等)。

という3パターンが登場している。


一方、魔術師的ポジションの『カード』は、単独でも魔術を行使する場面があり、魔物の術とはだいぶ毛色が異なる(ギルの「リーファ」等)。


合力

そしてツーマンセルの『カード』達最大の武器が、合力と呼ばれる力。

読み方はペア毎に異なっており、現状では、

  • ワイグ&ギル:ラー
  • レビー&你好:リーラオ
  • ジリオン&リーザ:エイシャント

となっている。


発動方法としては、サポート役の『カード』が瓶を割り、封入された術の力を直接パートナーの『カード』に合成


合力を発動させる事で、取り込んだ術の力をラグ無しで使えると思われるが、禍々しい外見に変貌すると同時に双方に凄まじい負荷がかかり、使うだけでも命を削る正に奥の手。

この合力を使ったら最後、前衛側の『カード』は一定時間経過後に確実に死んでしまうが、発動時に何らかの細工を施す事ができれば魔術師側が代償を肩代わりできる(とはいえ、第18話時点ではこれを実行できたのは你好剛毛・鼻毛ブーのみ)。


合力発動時には呪文を唱えるが、魔物の呪文がその術の性質、等級を示す単語が中心なのに対し、魔術師の呪文は非常に長く文章の様に複雑で、詠唱と同時に手で印を切るのが特徴。

また魔術師毎に流派があるらしく、詠唱も詳細が異なる。


謎/疑問点

人間界への対応

現状では明言こそされていないものの、

  • 第3話にてワイグが「魔界にいた時はオレ達以外みんな狩ればいいから楽だった」と述べ、ギルも人間の女性から匂いを嗅いだだけで無差別に殺すようなことは一切していない。
  • 第9話では你好がレビーに「こっち(=人間界)の生物にはあまり手を出すなと言われてたろ」と注意している。
  • 第13話にてガッシュと清麿が人のいない野球場に移動した際、ポーラも「それは僕達も都合がいい」「大暴れすると人がドンドン集まるからな」と述べており、やはりコンサート会場付近の人間を無差別に襲ったり人質にするような描写が無い。
  • 『カード』達が危害を加えるのは、ターゲットにしている魔物達と直接的に関わった人間のみに限られている(清麿やフォルゴレといったパートナー達や、エジプトの人売りといった魔物を見た人間達等)。

といった点から、「人間界で活動する際には、魔物と無関係な人間を無闇に傷付けてはならない」という決まりがある(ベリエルがわざわざそのような決まりを作っている)ように見受けられる。


魔界では戦える力を持たない魔物達を女・子ども問わず虐殺し、見渡す限りの街々を破壊し尽くしているのだが、この明らかに違う対応は何を意味するのだろうか?


魔界、魔物への対応

また、魔界に対しても容赦ない虐殺を繰り返しているだけかと思いきや、第12話ではベリエルが「命乞いをしたものは奴隷として捕獲しろ」という指示を出していたことが判明。


これについては第16話でアシュロンも、


「魔術という力を奪うことが目的だと思ったが、その上でなぜ魔物を根絶やしにするのか?」

「魔物を奴隷として捕え始めたのも気になる」


と疑問を呈している。


これらの台詞から察するに、「魔物を殲滅する、術を奪う」というのはあくまで過程であり、何か真の目的が隠されていると考えるのが妥当だろうか?


バオウ・ザケルガへの対応

第7話ではジエラド内の様子が描かれたが、瓶が大量に並ぶ部屋の中でなぜかバオウ・ザケルガのみは紋章にされておらず、元の形(巨大な電撃の竜)を保ったまま巨大な水槽に入れられている


単に「オウ系や召喚系の術は形を保っている」と見なすこともできるが、前作で語られたバオウの力や特異性を踏まえる場合、やはり何かしらの特別な扱いを受けていると考えるのが自然だろう。

前作で明かされた設定に沿って考えると、バオウの「悪を喰らい尽くす力」や「使用者の手から離れて暴走した場合、逆に内側から悪に染まってしまう」といった性質が関係しているのだろうか?


また、ベリエルの「これほどの力」という台詞はバオウそのものを指しているのではなく、「ダウワンが使用していた頃から長きに渡って喰らい続けた膨大な怒りや憎しみ」を指しているのではないか?という深読みもある。


他、バオウそのものではなく「前作でバオウに喰われたクリア・ノートの力」を指しているのではないか?という深読みもあったが、第20話でベリエルとブレルダはクリアは既に死んだものと認識していると判明したため、この説に関しては間接的に否定された形となる。


ゼオンの行方

第7話でガッシュが「ゼオンは敵の本拠地に向かいそのまま行方がわからぬ」と述べており、第20話時点でも消息は一切不明なままとなっている


第16話でガッシュとアシュロンが再会した際にも「ゼオンからの報告」等が特に挙げられていないため、やはり『カード』陣営に捕らえられてしまったと考えるのが自然だろうか……。


もっとも、呪文抜きでも作中最強クラスの戦闘能力を持つゼオンが簡単にやられるはずもないため、逆に言えば本拠地には並の魔物を遥かに凌ぐ相当な猛者達が待ち構えているということなのだろうか?


リオウの行方

第1話にてワイグが転送装置を見た後、ギルに「これが何の道具が聞き出せ」と言い、ギルも「命令口調で言うな。吐かせるけどな」と返しているため、おそらくリオウは『カード』陣営に拉致・監禁されてしまっている可能性が高い


魔界とは別の世界からやって来たはずの『カード』達が転送装置を使いこなしていることも、リオウから情報を隅々まで聞き出した結果だと考えれば筋が通る。


また、これに関連して、リオウが情報を漏らしてしまったのは単に拷問されただけではなく、ザルチムを人質にとられてしまったからなのでは?という予想もある。


学者の発言?

第16話にて、ティオは清麿に「学者の話だと、魔物自身が持っている力も時期が来たら消えてしまう」「奴らは全てを奪っていく」と述べている。


つまり、現状ではまだ発揮されていないものの、いずれはゾフィスの「心を操る力」やゴームの「空間移動」といった術に頼らない力をも剥奪することができるのだろうか?


というか、そもそもティオの話していた「学者」というのがどのような存在なのかも一切不明である(前作の時点でそれらしいキャラクターや伏線も描かれていない)。

仮に『カード』について詳しく知っているのならば、やはり「ベル家に仕える直属の学者」や「ダウワン時代に起きた侵略を把握しているほど長生きな種族」なのだろうか?


王杖を回収している?

ガッシュが魔界に帰り、王になった後の時系列で描かれている「外伝:友」には、「持っている本人から半径50m以内の魔物は術を出せなくなる」という効果の「王杖(ワンド)」なる杖をガッシュが所持していた。


だが、今作で復活したガッシュは王杖を所持しておらず、第2話で崩壊した王宮が映るコマでも王杖は見当たらない。

なので、『カード』側が王杖を回収し、所持しているのでは?と考察されている。


ちなみに「外伝:友」は公式ファンブック「金色のガッシュ!!20周年ありがとうなのだ!ブック」に再録されているため、現在でも無料で閲覧可能。

少年サンデーコミックス版の中扉や作者ブログでの質問なども再録されているため、ファンであればぜひ購入・閲覧していただきたい。


構成員

(※)表記について

  • 第19話時点ではベリエル以外のメンバーの序列が不明なため、ベリエル以外は基本的に「戦闘員」として分類する。
  • 「所持している瓶」については、初登場時にケースを持っていたキャラクターの方に記載する。
  • また、現状では全ての瓶の該当者が個別に断定されているわけではないので、作中で「〇〇の術」と言及されているものには太字、「ファンの推測を含むもの」と「ほぼ確定だが明言されていないもの」は後ろに「?」を付ける形で書き分ける。
  • 「瓶で使用した術」については、攻撃呪文や肉体強化系に関しては「術を放っている、もしくは術の影響を受けている」キャラクターの方に記載する。
  • 今作で初登場した術(名前のみ判明したものも含む)は太字、本来の魔物に奪い返された術は斜体文字、合力で使用された術は術名後(術名が不明の場合は瓶)の☆で表記する。

ボス

生前不明(彼自身は生き返ったわけではない?)
蘇生時の問いかけ不明(彼自身は生き返ったわけではない?)
戦果数多の死者の魂を『カード』として蘇生。彼らを使役し、約一千万体もの魔物を大量虐殺。その影響で、現魔界の王たるガッシュ・ベルをも間接的に殺害
現状ジエラドにて部下達に指示、バオウ・ザケルガを監視(?)。

側近(?)

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果恵(及びティオ?)の居場所を発見。後にヴィノーの居場所も発見
現状ベリエルから指示を受け、「王を決める戦い」の上位10人(テン・サバイバー)である魔物とパートナーの行方を捜査(現在も順に調査中)。

戦闘員

(※)前述のように序列が不明であり、人数も多いので、登場順に記載する。それぞれの詳細は個別記事を参照。

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果テッド、チェリッシュ、レインを含む孤児院の魔物達を大量虐殺。更には現魔界の王・ガッシュの補佐官であるジギーをも殺害
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術
  • ラシルド
  • ザケルガ
『合力』の読み方ラー
現状ガッシュ清麿と戦闘→ザケルガによって急所を撃ち抜かれたor『合力』の代償により死亡(撃ち抜いた箇所が『カード』としての核だったのかは曖昧)。

生前人間(魔導士?)
蘇生時の問いかけ「もう一度『知』を探求したいなら生かしてやる」
戦果「復活のできない業火」により全魔本を焼却
「瓶」で使用した術無し
現状ガッシュ&清麿と戦闘→ベリエルによって強制的に撤退。
備考1単行本2巻のガッシュカフェにて、フルネームがギルバート・オサムサンだと判明。
備考2同ガッシュカフェにて今後の裏切り(もしくは個人的な目的があること)を示唆

生前獣王
蘇生時の問いかけ「もう一度家族と暮らしたいなら生かしてやる」
戦果不明
「瓶」で使用した術ドルク☆
『合力』の読み方リーラオ
現状キャンチョメフォルゴレと戦闘→『合力』の代償を你好が肩代わりしたことで生存し、一時撤退。

生前你好剛毛流魔導老師鼻毛家の最高師範(※注1)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術
  • サイフォジオ
  • ビライツ
  • ドルセン
現状キャンチョメ&フォルゴレと戦闘→『合力』の代償を肩代わりしたことで死亡。

(※注1)単行本2巻に収録されたガッシュカフェにて判明。


生前不明(一国の王子?)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
「瓶」で使用した術
  • ウルソルト
  • リゴウ・ソルド
  • ジャン・ジ・ソルド
『合力』の読み方不明(未使用)
現状ガッシュ&清麿と戦闘→彼らが魔界へ転送されてしまったため戦闘中断→帰還。

生前不明(本物の魔女?)
蘇生時の問いかけ不明
戦果「魔物の術をポーラ王子の本当の力に変える」研究、及び実現
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術ガデュウガ
現状ガッシュ&清麿と戦闘→彼らが魔界へ転送されてしまったため戦闘中断→帰還。

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術
  • ドリアム・ゼガロン
  • ギガノ・ラ・バ・デラドム
  • ロンド・ラドム
  • ギラドム・バスカード
  • オルラガス・バスカード
『合力』の読み方不明(そもそも部下に使用できるのか不明)
現状ティオ(及びガッシュ&清麿)と戦闘→撤退or死亡(一応、「核の球」が破壊される直接的な描写が無いため、死亡と確定したわけではない)。

  • 元アギレラ国の戦士貴族たる『カード』(正式名称不明)
生前アギレラ国の戦士貴族
蘇生時の問いかけ「もう一度暴力と略奪を楽しみたいなら生かしてやる」
戦果不明
所持している「瓶」絵が小さいため判別が難しい。紋章の見た目に関してもあくまで推測になるが、
「瓶」で使用した術不明(戦闘描写が無い)
『合力』の読み方不明(おそらく使用する前に戦闘不能になったのだと思われる)
現状バリーと戦闘→情報を漏らしたため、ベリエルによる遠隔操作で死亡。

生前ゼブリット・ブラザーズ(国中に恐れられた黒炎の心臓の兄弟)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術
  • グラビレイ
  • ギガノ・レイス
  • ギルファドム・バルスルク☆
『合力』の読み方エイシャント
現状ブラゴシェリーと戦闘→ブラゴによって「核の球」を破壊されたため死亡。

生前ゼブリット・ブラザーズ(国中に恐れられた黒炎の心臓の兄弟)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
「瓶」で使用した術無し
現状ブラゴ&シェリーと戦闘→ジリオンが死亡した後に一時撤退。

生前ゼブリット・ブラザーズ(国中に恐れられた黒炎の心臓の兄弟)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
「瓶」で使用した術ボギル、ボギルガ、ボギジルド(術を使用したのではなく、瓶ごと捕食している。ボギルガのみ前作で登場している)
現状シェリーと戦闘→参戦してきたガッシュ&清麿と戦闘→ジリオンが死亡した後、今後の再戦を示唆した上で一時撤退。

生前ゼブリット・ブラザーズ(国中に恐れられた黒炎の心臓の兄弟)
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
「瓶」で使用した術ガドルク
現状シェリーと戦闘→参戦してきたガッシュ&清麿と戦闘→ジリオンが死亡した後に一時撤退。

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
所持している「瓶」
「瓶」で使用した術
  • エイジャス・リ・ガロン
  • ロボルガ(前作で名前のみ出ており、カードゲーム版で術のビジュアルも判明していた)
現状アメリカのネバダ州にある「NAZONAZO MEDICAL CORPORATION」に押し入り、警備員達を一蹴→駆け付けてきたガッシュ&清麿と戦闘。

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果不明
「瓶」で使用した術
  • ウルク
  • ガベルジュア
  • ロザリア・ギドルク
『合力』の読み方不明(第21話時点では未使用)
現状アメリカのネバダ州にある「NAZONAZO MEDICAL CORPORATION」に潜入し、代表であるナゾナゾ博士に「約2時間後に死ぬ呪い」をかける→駆け付けてきたガッシュ&清麿と戦闘。

その他

生前不明
蘇生時の問いかけ不明
戦果キャンチョメ(及び他の魔物達?)の術を奪った
現状不明
備考第10話にて名前のみ登場。第3話の回想で術を吸い上げていた竜なのかは不明。

生前不明(そもそも一度死んだのかも不明)
蘇生時の問いかけ不明(そもそも一度死んだのかも不明)
戦果徒党を組んでブラゴを殺害
現状不明
備考厳密には本人と確定していないが、第18話の回想コマにゴーレンと酷似したキャラクターが描かれている

  • エガラヴィッツ/オーム/アモン
生前ゼブリット・ブラザーズ(国中に恐れられた黒炎の心臓の兄弟)
蘇生時の問いかけ不明(そもそも蘇生しているのかも不明)
戦果不明
現状不明
備考第19話におけるリーザの詠唱にて名前のみ判明。同じゼブリット・ブラザーズとして挙げられているため、おそらく『カード』として蘇生させられている可能性が高い。

余談

伏線(?)

ダウワン・ベルの記事でも解説しているが、完全版16巻に収録されたガッシュカフェにて「大きな戦争が3度あった」と述べており、更に、

  • その内の1つは魔界の者ではない者との戦いだった
  • ダウワン達が全ての力を奪われた時、魔本が本の持ち主達を連れて助けてくれた

と詳細を明かしており、そのようなシチュエーションはまさしく「金色のガッシュ!!2」における『カード』との戦いに酷似している


更に、今作の第4話でもギルが「以前はあの本に辛酸をなめさせられたようだった」と、魔物狩りは今回が初めてではないことを示唆する台詞を発しているため、『カード』による魔物狩りは突発的に発生したものではなく、「王を決める戦い」と同様に一定の周期で起こり得る試練のようなものなのでは?と考察されていた。


そして第16話の回想シーンにて、ダウワンが『カード』について「伝承」という形でガッシュに言い聞かせていたため、やはり『カード』の侵攻は一定周期で起きるものだと証明された。


魔物を舐めている?

作中では「王を決める戦い」や「上位10名」、及び魔本についてはある程度把握しているようだが、現状では魔物達の強さ(=絆)について表面的な部分しか見ていないようにも感じられる。


現に作中でも、

  • 魔物を狩りの対象としている時点で、基本的に見下しているも同義。
  • 「上位10人」こそマークしているが、ゼオンやバリーといった「結果的に最後の10人には残らなかっただけで、実力的には上位10人にも匹敵or凌駕する強者達」の存在を考慮していない(そのためか、バリーの元へ向かわせた元アギレラ国の戦士貴族たる『カード』は余裕で返り討ちにされてしまった)。
  • 「魔物自身の魔力による威力の底上げ」や「人間の心の力による性能向上」等を考慮せず、術単体の性能のみで使えるか否かを評価する。

等の描写がある。


意外と弱い?それとも強い?

金色のガッシュ!!」待望の続編に登場する新たな敵達なのだが、今のところ登場している『カード』達はどちらかといえば「前作に登場した強者達を凌ぐほどの力を持っている」というより「魔物から術を奪って弱体化させ、大きなハンデを背負わせているから勝っている」という印象がやや強い。

有り体に言えば「彼ら自身の力がそこまで強いわけではないのでは?」という印象を抱く読者も一定数いる。


だが、確かに作中ではガッシュ陣営に負け続きなものの、第18話の回想では(徒党を組んだとはいえ)最強クラスの猛者であるブラゴを一度殺害しているため、これからストーリーが進むに連れて超強力な敵や知力に長けた敵も登場してくるのでは?と期待する声もある。


現に第3話の回想で映っていた「術を吸い上げた超巨大な竜」や、第8話におけるキャンチョメの回想コマに映っている「建物を片手で捻じ切れるほどの超巨大な人型の化け物」、第18話で存在が示唆されたゴーレン等、今後本格的な出番が描かれるであろう強者も何体か確認できる。


実際、第19話までの戦闘でも、

  • 魔女の支援ありきとはいえ、現在のガッシュのラシルドやマントを破るほどの攻撃力を見せたポーラ王子
  • 『合力』使用後とはいえ、大人になったブラゴと渡り合えるほどの肉体強度を発揮したジリオン

といった具合に、物語が進むに連れて敵側もゆっくりとインフレしているようにも感じられる。


関連タグ

金色のガッシュ!!2 術(金色のガッシュ!!)


ダウワン・ベル……過去に『カード』と交戦したことがほぼ確定している魔物。

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