(※)当記事には漫画「金色のガッシュ!!2」第23話までのネタバレが含まれます。
単行本派かつネタバレを避けたい方はブラウザバックを推奨いたします。
「ズッタンズッタン♬ ズンタカタンタンタンッ♪」
「夢見てローリン・サンダー♬ マキマキローリン・サンダー♬」
「あなたのお顔がグルグル―――♬ パワフルローリン・サンダ―――ッ♪」
「魔力―――!!! ワンパツ―――!!!」
「ローリン・ウィッチ!!!」
概要
漫画「金色のガッシュ!!2」にて初登場した謎の勢力『カード』の1体。
ポーラ王子と組んでいた魔女に続いて登場した2人目の魔女(英語のwitch=魔女であるため)。
また、第22話までに登場した『カード』達の中では初めて、いわゆる「階級」のようなものが示されたキャラクターとなっている(ローリングはボビーから「ハイクラスの魔導士」と称されている)。
人物像
容姿
サングラスやパーマのかかったロングヘア、筋肉質な手足、体操選手のような服装が特徴的な女性。
……というより、初登場時からほぼ全てのコマで浮遊する棒を掴んでグルグルと大回転し続けており、外見ではなく動作で「名が体を表している」という何ともインパクトの強いキャラクターとなっている。
性格
第22話時点ではギャグシーンとしての台詞しか発していないため、正確な人物像は不明。
もっとも、これまで登場した『カード』の中でも陽気かつテンションが高い方なのは確かだろう。
活躍
初登場は第22話。
ガッシュ&清麿vsブルー&ボビーの戦いが一段落した後、屋敷の壁を粉砕するほどの凄まじい大回転をしながら登場(ギャグシーンではあるが、もし術による肉体強化をせずに素のフィジカルで壁を粉砕したのなら相当な肉体強度である)。
次ページではなんと台詞まで一回転しているという凝った描写がなされ、清麿に対して「『魔力ワンパツ』のイントネーションとリズムは『ファイト一発オロナミンC』のCMと同じ」というメタ発言(?)をする等(※)、ギャグキャラクターとして強烈なインパクトを残した。
(※)この台詞に関しては、電子版発売当時と後日で台詞の変更がなされている。詳細は「余談」の項目を参照。
ヘムが合流してからは「一輪の花」の紋章が入った瓶を受け取り、大回転をしながら魔法陣と思わしきものを展開し始めた。
そうして瓶を割ったことで疑似『合力』のような状態を作り出したのか、レッド・バタフライ状態のブルーに詠唱を重ねる形でガッシュ&清麿を追い詰めていく。
だが、ナゾナゾ博士の作戦によりコーラルQが復活した後は、ビーザム・ロボルガの性質を把握していなかったため隙を突かれ、ミサイルの直撃を受けて吹き飛ばされる。
そのままガッシュ&清麿に背後を取られ、「核の球」にザケルガを直撃させられ核を破壊された。
余談
魔女との共通点
互いに「魔女」そのものな故か、ポーラ王子と行動している魔女とは色々と共通点が多い。
第22話時点の描写だけでも、
- 名前が「魔女」そのもの。
- おそらく人間界の文化に触れており、ギャグ台詞として具体的な名前を出す(メタ発言をする)。
- コミカルなキャラとして登場したものの、実際には高い実力を秘めている。
- 瓶から術を発動するのではなく、瓶を介して独自の能力を行使できる。
等が挙げられる。
台詞の変更
前述の通り、ローリング・ウィッチは「『魔力ワンパツ』のイントネーションとリズムは『ファイト一発オロナミンC』のCMと同じ」と述べていた。
だが、(少なくともガッシュ達の世界ではなく現実の日本では)「ファイト一発」というフレーズはオロナミンCではなくリポビタンDのCMに使われているものである。
これに関しては、作者の雷句先生も電子版発売当日の夜にTwitterで「オロナミンC、リポビタンDは修正して差し替え納品をしました」とアナウンスしており(実際のツイートはこちら。2024年5月14日分)、現在では「イントネーションとリズムは『ファイト一発リポビタンD』のCMと同じよ」という台詞に変更されている。
関連タグ
ヘム……同じく第22話で初登場した『カード』。おそらくペアを組んでいると思われる。
魔女……余談の項目で述べたように、何かと共通点の多い『カード』。
ガンサー……同じく台詞の差し替えがあった『カード』。ガンサーの場合は第12話での「私達小隊が~」という台詞が単行本3巻収録時に「オレ達小隊が~」に変更されている。
ビクトリーム……こちらも術ではなく自身の能力として「荘厳回転」なるローリング技(?)を披露したことがある。ギャグキャラクターでありながら高い実力を持つという点でも共通。